契約発表会には山田と同社のトーマス・セイラー副社長が登壇して契約書にサイン。複数年の契約更新について、それぞれ感想を述べた。
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山田哲人 契約調印
セイラー副社長は東京オリンピック・パラリンピックが開催される2020年に向けたアディダスのミッションとして、「日本のトップスポーツブランドになること」と宣言。ベースボールについては、「日本一のプレミアムなベースボールブランドになること」とした。
ミッションの実現に向け山田との複数年契約を締結できたことに対して、「山田選手とアディダスは数年前から素晴らしいパートナーシップを築いており、今後もさらなるコラボレーションを通じて最高のベースボールギアを作り、若きプレーヤーたちを惹きつけていきたい」とビジョンを語ったほか、2015年・2016年に続く3年連続のトリプルスリー達成を願っていた。
また、パートナーとしてアディダスを選んだ理由について山田は、優れた質とデザイン性を挙げた。
3月29日に都内で行われた「アディダス ジャパン 山田哲人選手契約発表会」にて。今シーズンに向けた意気込みを語る山田選手。 pic.twitter.com/UBK4oCwN3g
— CYCLE-やわらかスポーツ (@cyclestyle_net) 2017年3月29日
プロ野球は「ワールド・ベースボール・クラシック」(WBC)の余韻も残るなか、セ・リーグ、パ・リーグともに3月31日に開幕する。山田は今シーズンに向けた抱負を問われると、「プロ野球界が盛り上がるような活躍ができるように」と意気込みを見せていた。
アディダスは2020年に向け、選手からのフィードバックに基づいた共同商品開発を引き続き推進していく。