サッカー日本代表・川島永嗣、UAE戦後に涙止まらず「死ぬまで忘れない涙」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

サッカー日本代表・川島永嗣、UAE戦後に涙止まらず「死ぬまで忘れない涙」

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川島永嗣 参考画像(2016年1月15日)
川島永嗣 参考画像(2016年1月15日) 全 5 枚 拡大写真
サッカー日本代表GK川島永嗣(メス)が3月30日、ブログを更新。ロシア・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選・UAE戦(23日)、タイ戦(28日)の試合後の心境をつづっている。

日本代表はUAE戦を2-0で、タイ戦を4-0で勝利。川島は2試合ともに先発出場し、完封勝利に貢献した。

ホームの埼玉スタジアムで行われたタイ戦終了後、「すぐに日本を出てフランスに戻って来ました。」と川島。「とにかく、このUAEとのアウェイ、タイとのホームの2試合、勝てて本当に良かった。。」と勝利を喜んでいる。

「バカみたいな話ですが」と前置きした川島は、「UAE戦が終わった後は、ロッカールームに戻っても涙が止まりませんでした。」と明かした。

フランス1部リーグのメスに所属する川島は今季、1月のカップ戦には出場したが、リーグ戦は全て出場していない。リザーブでの試合、日頃のトレーニングと「やれる事はすべてやってきました。」と川島。「少しのディテール、1つのミスがワールドカップへ繋がるかどうかという試合の重みは、今までの経験上、いやという程分かっています。とにかく、自分が積み重ねていることを全力で出そう。そう思ってピッチに立ちました」と続けている。

「でも試合が終わった後、いろんな想いが湧き上がってきました。 試合に出られない日々、選手として表現する場所のないストレス、迷いを振り切り信じ続けること。うまくいかない時でも信じ続けてくれる人達のために、いつも応援してくれる人達のために、そしてすべてを分かち合ってくれている家族のために」と川島は、UAE戦後の涙の訳を語った。

「多分、この涙は死ぬまで忘れない涙だと思います。」

ロシアW杯出場を賭けたUAEとの大一番でヴァヒド・ハリルホジッチ監督は、守護神に川島を指名。2度のW杯を戦った経験値に託した。川島はタイ戦でPKを止めるなど見事に期待に応える活躍を見せている。

最後に川島は、「シーズンも残りわずか。でもこの1日1日の勝負の日々からしか、得られないものが今の自分にはあります。うまくいかない時もあるだろうし、辛いこともある。でも、その影には必ずそれ以上に値する価値のある種が隠れていると信じて、自分の道を信じて突き進んでいきたいと思います。」と締めくくっている。

ファンからは、「ハリルホジッチ監督も見ていてくれていたのだと思います!」「先発出場、そして無得点で二試合とも勝って、川島選手の大活躍があったからこその勝利でした!」「タイ戦でのPKセーブ!ほんとに素晴らしかった!得点シーンより絶叫した!」「上手くいかないときに前向きに努力されている姿に勇気づけられる方がたくさんいると思います。これからも応援しています!」「6月にまた大きな戦いが待っています。ほかのGKの方たちもよい準備をしてくるはずですしまた川島選手がピッチに立つ姿を楽しみにしています!」などの声が挙がっていた。

《桜川あさひ》

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