アルゼンチン代表に足りないのはアイデンティティ…OBのクレスポは難しい仕事に理解を示す
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アルゼンチンは2016年のコパ・アメリカで2大会連続準優勝に終わったあと、それまでチームを率いていたヘラルド・マルティーノ監督が辞任。新たにブラジル1部のサンパウロを率いていた、エドガルド・バウサ監督を招へいした。
バウサ監督は、2014年にアルゼンチンのサン・ロレンソを率いてリベルタドーレス杯を制覇し、クラブを史上初の南米王者に導いた名将。だがアルゼンチン代表監督としては苦戦が続く。
クレスポ氏は、バウサ監督が就任したときには南米予選は始まっており、新監督には十分な時間がなかったと難しい仕事に理解を示した。
「バウサについて分析するのは厄介だ。まだ仕事を初めてから長くはない。それに厳しい状況でのスタートだった。彼が就任したときには南米予選はけっこう進んでいて、あまり時間がなかった。彼の最初の目標は、できるだけ多くの勝ち点を得ることだった。彼はそれを一歩ずつ成し遂げているし、それこそが大事なことなんだ」
それでもクレスポ氏はアルゼンチンのW杯出場を信じている。そして出場権を確保したら、本大会前には自分たちのアイデンティティを見つけられるはずだと期待した。
「チームにアイデンティティが欠けているのは明らかだ。周囲がこのチームを楽しんでいないのは、チームのアイディアが見えないからだ。だがチームにあまり時間がなかったのも事実だ。私は彼らがW杯出場権を獲得できると確信しているが、そうなったならば、チームのアイデンティティを見出すため落ち着いて働けるようになることを願うよ」
《岩藤健》
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