西武HD後藤高志社長が新入社員に“ラグビー訓示”…ライオンズ浅村栄斗は「大事な一年」と激励 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

西武HD後藤高志社長が新入社員に“ラグビー訓示”…ライオンズ浅村栄斗は「大事な一年」と激励

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西武グループ入社式(4月1日、東京プリンスホテル)
西武グループ入社式(4月1日、東京プリンスホテル) 全 3 枚 拡大写真
リニューアル開業したばかりの東京プリンスホテルで4月1日、「2017年 西武グループ入社式」が行われ、西武ホールディングス 後藤高志社長や西武ライオンズ 居郷肇社長らが、新入社員863人の前に登壇。埼玉西武ライオンズ 浅村栄斗内野手はビデオでメッセージを伝えた。

ことしの同グループ新入社員数は、過去4番目の規模。歴代最多は2007年度の990名、2008年度の908名、2006年度の900名と続く。

同入社式には、西武ホールディングス 後藤高志社長、西武鉄道 若林久社長、プリンスホテル 赤坂茂好社長、西武バス 新田力社長、西武プロパティーズ 上野彰久社長、西武建設 中村仁社長、西武ライオンズ 居郷肇社長、近江鉄道 喜多村樹美男社長らが登壇。

西武ホールディングス 後藤高志社長

後藤社長は、新人863人に向け「『スピーディノベーション&チャレンジ』を念頭に置き、事業に取り組む」「ワークライフバランスやダイバーシティを推進し、働き方改革を進めイノベーションを起こす」「何事にも挑戦し会社とともに常に自分も成長していくという意気込みを持ち続けてほしい」と訓示。「最後に」と後藤社長は、学生時代のラグビー部での経験を例にこう付け加えた。

「最後になりますが、私は学生時代にラグビー部でウイングというポジションでしたが、ラグビーの中で一番価値あるプレーは、ボールを持って相手に突っ込んでいき、ラック状態の中でスパイクで踏み付けられようがなんだろうが、とにかく身を挺して生きた球を仲間に渡す、このプレーなのです」

ラックとは、「タックルされた選手が地面に置いたボールの上で、両チームの選手がスクラムと同じように組み合って押し合い、ボールを奪い合う」「ラグビーの醍醐味であるボール争奪戦の象徴的プレー」(日本ラグビーフットボール協会)という。後藤社長はこう続けた。

「ラックの中はグジャグジャで大変ですが、ここで踏ん張る人がいるからトライに結びついていくのです。仕事も人生も同じだと思っています。持ち場持ち場でプロフェッショナルとして責任を果たし、チームワークを大事にし、そして夢の実現のために、若々しく、なにごとも簡単にあきらめることなく、大いに挑戦してほしいと思います」

また、ビデオメッセージで登場した西武ライオンズ新キャプテンの浅村栄斗内野手は「入社おめでとうございます」と添え、こう伝えた。

「われわれも日々、優勝を目指し戦っています。ことしも2月からキャンプ入りしがんばっています。ことしは西武ライオンズにとって大事な一年になると思います。われわれにとっても、新入社員のみなさんは、重要な戦力です。同じグループの一員として、これから西武を盛り上げていきましょう」

浅村率いる埼玉西武ライオンズは3月31日、札幌ドームで北海道日本ハムファイターズと開幕戦で対戦。先発・菊池雄星の好投、中村剛也のタイムリーなどで白星スタート。入社式が行われた1日は、野上亮磨を先発に挑んだが、1対3で敗れた。

西武ホールディングス 後藤高志社長(西武グループ入社式、4月1日)

《大野雅人》

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