比嘉大吾、WBCフライ級で世界へ挑む「絶対に世界チャンピオンに」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

比嘉大吾、WBCフライ級で世界へ挑む「絶対に世界チャンピオンに」

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世界タイトルマッチに挑戦する比嘉大吾(左)と具志堅用高会長(2017年4月3日)
世界タイトルマッチに挑戦する比嘉大吾(左)と具志堅用高会長(2017年4月3日) 全 9 枚 拡大写真
沖縄出身のプロボクサーでWBC世界フライ級1位の比嘉大吾(ひが だいご、白井・具志堅)が5月20日に同級チャンピオンのファン・エルナンデス(メキシコ)に挑戦する。

4月3日に東京都内で行われた『ボクシングフェス2017 トリプル世界タイトルマッチ』の記者会見で明らかになり、比嘉は「自分がやりたいと思っていても(試合は)なかなか決まるものではない。みんなに感謝したい。絶対に世界チャンピオンになる」と鼻息も荒く意気込みを見せた。

比嘉大吾選手(白井・具志堅)

2014年6月に18歳でプロデビュー。ここまでの12戦はすべてKOで勝利をもぎ取ってきた。WBCユース・フライ級王座を2015年7月に獲得し(2度防衛後に返上)、2016年7月にはOBBF東洋太平洋フライ級王座も手に入れた(1度防衛後に返上)。着実にプロボクサーとしての階段を具志堅用高会長とともに上ってきた。

2月に世界前哨戦としてディオネル・ディオコス(フィリピン)と対戦したことも記憶に新しいが、現在の状態について「試合が決まる前から、前回の試合後からハードトレーニングをしているので問題ない」と話す。エルナンデスを「キャリアも技術面も上だと思っている」と評し、「アウトボクシングもインファイトもできる選手。そこを自分のボクシングで捕まえて打ち合いに持っていきたい」と試合を見据える。

具志堅用高会長(左)と比嘉選手

具志堅会長は、比嘉を「顔は違うけど、性格は私と似ている。ここというチャンスは逃さない。昔の沖縄魂で相手に襲いかかっていく選手。素直な心を持ってリングで爆発するタイプ。最高のコンディションに持っていければKOで勝てると私は信じている」と紹介。自身と同じ21歳で世界タイトルマッチに挑む比嘉を万全の陣営でリングに送り出す。

対戦相手のエルナンデスは30歳。17歳でプロデビューし、戦績は36戦34勝(25KO)2敗。今年3月に二度目の世界挑戦で王座を手に入れている。

ボクシングフェス2017 トリプル世界タイトルマッチは有明コロシアムで開催。同日はWBA世界ミドル級王座決定戦・村田諒太(帝拳) vs アッサン・エンダム(フランス)、WBCライトフライ級タイトルマッチ・拳四朗(B.M.B) vs ガニガン・ロペス(メキシコ)も行われる。

《五味渕秀行》

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