ドルトムントのトゥヘル監督、バイエルン戦の完敗は大事の前の小事…香川真司はCLに温存?
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ドイツ国内のライバル対決と注目される一戦だが、今回はドルトムント側に何がなんでも勝とうとする熱が感じられなかった。この試合に勝っても首位のバイエルンとは勝ち点12ポイント差。
先に行われたハンブルガーSV対ホッフェンハイム戦で3位のホッフェンハイムが敗れた。中2日でUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝がある。そうした諸々の事情が影響して、ライバル対決の優先順位が下がったように感じられる。
前半4分にフランク・リベリーのゴールで先制されると、その後もバイエルンのゴールラッシュが続いた。前半20分にラファエル・ゲレイロのミドルで1点差に追い上げる場面もあったが、後半は勝つことよりも消耗を避け、これ以上の負傷者は出さないように気を使っている風にも見えた。
負傷者続出の中で行われたバイエルン戦をドルトムントのトーマス・トゥヘル監督は、無謀な挑戦だったと試合後の会見で総括した。
「我々の特徴を生かすために元気な選手で最高のチームを作る必要があったが、負傷者が多い現在のチームで状態の良いバイエルンとアウェイで戦った。このレベルのリーグでは無謀な挑戦だった」
トゥヘル監督の目は11日にホームで行われるCL準々決勝のモナコ戦に向いている。この試合では今節を欠場した香川、ユリアン・ヴァイグルらに元気な状態で戻ってきてもらいたいと期待した。
《岩藤健》
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