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高橋尚子、マラソンの給水方法についてアドバイス

スポーツ 選手
高橋尚子さん
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マラソン大会で大切な「給水」について、シドニー五輪女子マラソン金メダリストの高橋尚子さんが「ユナイテッド・グアムマラソン2017」エキスポで4月8日に語った。

「『喉が渇いたな』と思ってから飲んでも既に体はカラカラです。今回は水分を摂りたいと思わなかったな、というのが理想です」

給水ポイントでは紙コップに入った水やスポーツドリンクを手渡される。しかし、受け取りに慣れていないとコップを取ってもこぼしてしまったり、鼻に入ってしまうことも。

高橋さんは、以下のようにアドバイスした。

「取ったら上をつぶして、フタをするようにしましょう」

紙コップの上半分をつぶすことで水がこぼれなくなるという。飲む時は、そのつぶした端から口に注ぐ。これなら複数回にも分けて飲むことができるし、鼻にも入らない。

また、給水は飲むだけではない。飲みきれなかった水も効率的に利用すべきだ。

「水が残ったら、体に必ずかけるようにしてください。30キロ以降、身体がヒートアップするので、アイシングとして体にかけてあげましょう。私は腿や首筋にかけます。体内の温度調節の意味でも首筋にかけることは重要です」

「マラソンを走っていると、『なんで走ってしまったんだろう…。辛い、やめようかな』とった悶々とした感情が広がります。これをひとりで解決しなくてはならないのがマラソンです。これらの感情は、水をかけるとすっきりするので、気持ちを調節する上でも大事です」

最後に、やりがちなミスについても指摘した。

「注意すべきなのは、スポーツ飲料を間違って体にかけないこと。走るたびにネチャネチャしますから…。経験者からのアドバイスです(笑)」

《大日方航》

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