---：昨年に引き続きアンバサダーとしてグアムに戻ってこられましたが、現在どういったお気持ちですか。
高橋尚子さん（以下、敬称略）：もう一年経ったのかと驚いているとともに、エキスポ会場にも人が増えていて、5年目で大会自体も成長しているように思えます。
1時間の時差、3時間半で日本から来れるため、日本の大会に参加する移動時間と変わらないのに海外を味わえる。かつアメリカならではのエキサイティングな、帰るところまで楽しめる大会になっています。
---：今年はゴール地点でバーベキューなども提供されるそうですね。
高橋：1年目では9km地点でバーベキューをしてお肉を提供していたのですが、なかなか走りながらお肉を食べることは難しくて、食べている人はほとんどいませんでした。今回はゴール地点でバーベキューを楽しめるので、満腹度が上がってさらに楽しめる大会になったと思います。
まだ日本の皆さんには浸透していないところがあるので、グアムマラソンの楽しさや素晴らしさ、特別感を伝えて、知れば知るほど参加したくなる大会にしていきたいです。
---：Qちゃんとゴール地点で一緒に走れるというのは、初めて参加された方はびっくりすると思います。
高橋：今回も深夜3時からマラソンが終わる10時まで大会に関わって、なるべく多くの人たちとハイタッチしたり、手を取ってゴールしたいと思っています。日本の大会だと参加人数も多く、長く触れ合うことは難しいですが、グアムマラソンでは充実した対応ができるほどの余裕があるので、みなさんにできるだけ関わっていきたいと思っています。
---：トークショーではいろいろなためになるお話をされていました。
高橋：暑さがあったり、深夜3時と慣れないスタートであったりと不安をもってきている人が多いので、少しでも役に立つ話ができたらと思っていました。
ですが、トークショーでも私が脅すので不安になって帰られる方がいらっしゃったかもしれません。今年は脅しすぎたかな…。ただ、簡単には走りきれないからこそ、一生の思い出になるような大会だと思っています。
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---：ご自身としてはアンバサダーとしてどう行った役割を果たしていきたいか。
高橋：まだグアムマラソンの魅力は伝えきれていないと思います。多くの人がこんなに楽しい大会があるんだ、こんなにQちゃんと触れ合えるんだ、と感じて欲しい。いい思い出があればあるほど、口コミが増える。来年はより多くの人が参加してくれると嬉しいです。どれだけ楽しんで、笑顔を届けられるかどうか。来年につながるような働きをしていきたいです。
---：マラソン中に余裕があったら見て欲しいポイントは。
高橋：海ですね。世が明けてから、キラキラと水面が輝いて見える。夜明けから日が照ってくるあの美しい様子はここでしか味わえないです。
---：高橋さんも海には入られているのでしょうか。
高橋：ホノルルマラソンの時に海には入ったことはないですが、グアムでは毎年入って、魚がいるようすを楽しんでいます。
---：女性ランナーに向けてアドバイスは。
高橋：ここぞという時の頑張りは女性の方が男性よりもあると思います。女性が頑張ることで、男性側も負けてられないという相乗効果が生まれるので、ぜひ華やかなコスチュームで頑張っていただきたい。華やかな人が一人でも多ければ多いほど、素晴らしい大会になると思う。
---：グアムでマラソン以外にはどういった楽しみ方をしていますか。
高橋：美味しいものを食べています。現地の料理だったり。バーベキューで食べた骨つきのお肉が美味しかった。移民も多く、そのためアジア料理などいろいろな国籍の料理を美味しく食べられるのもグアムのいいところです。
---：初マラソンでグアムマラソンに挑戦される方もいらっしゃると思いますが、メッセージなどあれば。
高橋：初マラソンでグアムマラソンに挑むのは、ものすごくチャレンジャーです。でも、ここで走りきれたら、日本のどの大会も楽に走りきれると思います。時間をかけてでも走りきれば、もうベテランです。自信を持って！
ゆっくり走った方がグアムマラソンは楽しめるし、得する気分になれる大会だと思うので、ぜひグアムを体で感じながらゴールまで楽しんで欲しいです！
