古田敦也と松岡修造が対談「WOWOWテニスデー APRIL」4/15放送
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対談はスペシャル企画として実施され、古田がMC・インタビュアーを務めた。質問する方が好きという松岡は戸惑いながらも、普段テレビで見せている姿とは一味違う姿を見せた。
松岡が「この対談を見たら、僕がテニスをやっていたんだと理解してくれると思う」と自虐気味にコメントすると、古田が「確かに今の若い人たちは(松岡の)ウィンブルドンベスト8って実績を忘れているよね(笑)」とすかさず突っ込みを入れた。
現役時代にトレーニングの一環として、テニスを取り入れていたという古田。引退後はテニスを見ることも増え、2009年には伊達公子を応援するためにウィンブルドンに足を運んでいる。それだけに、4月に予定されている伊達の実戦復帰に衝撃を受け、「彼女はすごい!」と絶賛。
松岡も「僕らにとってはどうして?なぜ、今頑張る必要性があるのか?と思うけれど、彼女の本気度は今までで一番強い。そこから何かを皆さんに感じてほしい」と伊達にエールを送った。
現在、日本テニス協会の強化本部副本部長を務める松岡は、ジュニア強化に話が及ぶと「日本のジュニアたちは錦織圭になりたいという。それはダメ。必ず壁にぶち当たる」とコメント。
「錦織圭は天才だから、彼を目標にするなといっている」と言い切り、錦織以上の逸材には現時点では出会えていないと語った。しかし、「12、13歳にいい選手がいるので、これからも100位以内に入ってくる選手はどんどん出てくるだろう」と付け加えた。
収録後には、松岡が古田に対して「錦織圭がグランドスラムで優勝するために何が必要か」と質問。古田は、「決勝でも1、2回戦で見せるような調子を出せたらと思う。もっと体力を温存しながら勝ち進むことが出来たら、優勝できるのではないか」と分析した。
それに対し、松岡は「グランドスラムの本当にギリギリのところになると、体力よりももう一つそこに大きな壁があるように思う。マレーもジョコビッチも、その壁を破ったら勝ち続けることが出来た」と話し、「圭も一度その壁さえ破ることができたら、一気にグランドスラムを4つ勝つ可能性も出てくる」と錦織に期待を寄せた。
収録の模様は、「WOWOWテニスデー APRIL ~錦織圭・大坂なおみ いざ勝負の全仏へ! 語り尽くせ5時間SP~」にてオンエア。WOWOWライブで、4月15日(土)午後0時30分からの放送を予定している。
《美坂柚木》
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