初戦を落としたドルトムント、事件翌日の試合に難しさ「集中を欠いた」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

初戦を落としたドルトムント、事件翌日の試合に難しさ「集中を欠いた」

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モナコに敗れたドルトムント(2017年4月12日)
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UEFAチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝ファーストレグが4月12日に行われ、香川真司の所属するボルシア・ドルトムント(ドイツ)はモナコに2-3で敗れた。フル出場の香川は1ゴール、1アシストをマークしている。

爆発事件により1日延期して行われた試合は前半19分、キリアン・ムバッペのゴールでモナコが先制する。リプレイではオフサイドにも見えるポジションだったがフラッグは上がらなかった。ドルトムントは同35分にオウンゴールで失点し、前半を0-2で折り返す。

ハーフタイムでドルトムントはシステム変更。香川をトップ下に入れてゴールを狙う。そして後半12分、ピエール・エメリク・オーバメヤンがヒールで落としたボールを香川が折り返し、ウスマン・デンベレのゴールで1点差に追い上げた。

同34分にムバッペのゴールで再び2点差とされた5分後、ヌリ・シャヒンからのクロスを受けた香川がエリア内で切り替えしてのシュート。セカンドレグに望みをつなぐ2点目を奪った。

ホームゲームを落とした試合後、ドルトムントのトーマス・トゥヘル監督は「試合に集中することが難しかった」と語っている。

「最高の集中力を持っているという感覚が今日のチームにはなかった。CL制覇という夢を思えば受け入れがたい状況だが、来週に向けて気持ちを奮い立たせるしかない。ここで敗れ去るつもりはないし、夢をあきらめるつもりもない」

《岩藤健》

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