スポーツクライミングには3つの種目(ボルタリング、リード、スピード)があるが、今回八王子で行われたのは「ボルタリング」。
渡部桂太選手は予選を以下のように振り返った。準決勝、決勝はあす5月7日。
日本男子勢で予選を通過したのは8名。楢崎智亜(ともあ)選手、藤井快(こころ)選手。堀創選手、緒方良行選手、渡部桂太選手、杉本怜選手、渡邉海人選手、石松大晟(たいせい)選手だ。
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---:予選を振り返っていかがでしたか。
渡部桂太選手(以下、敬称略):完登数を稼ぐ。「5完登を目指さないと」という緊張感はありました。1つ登れず、悔しい思いをしました。(4課題目は)惜しい落ち方だった。自分の集中力が足りなかったのか、エンジンがかかっていなかったのかも。終わったことはもういいので、次のラウンドのことを考えたい。修正してパフォーマンスを上げたい。
---:自国開催でプレッシャーを感じることはありましたか?
渡部:特にプレッシャーはなかった。海外で3ラウンドが終わって、(八王子大会は第4戦)次は日本戦ということもあり、少しだけ緊張したが、まだ予選。慌ててもしょうがない。
---:自身の強みは。
渡部:何も自分自身は特徴がないので、万能をめざしている。全ての能力において100点に近いパフォーマンスをすることを目指していて、今年はそれがはまっている。ある程度レベルアップはしていると思う。