手をかざして解錠。盗難に遭ったらバイクハンター出動。見つからなかったら同じものを提供
新着
技術

2009年にタコとティーズのカーリエ兄弟によって誕生。「自転車・テクノロジー・シティ」をテーマに首都アムステルダムから独創性のあるプロダクトを発明し続けている。
「目標は世界一のシティバイクをつくること。どんどん進化し続ける都会の暮らしの中で、自転車はどのような働きをするべきなのかを考え、不必要なパーツを取り除き、必要な部分は改良。盗難防止に特化したスマートテクノロジーを統合して、自転車泥棒をギャフンと言わせる」
万一盗まれたら所有者はまず電話連絡。ふだんは稼働していない位置情報システムが同社側でオンになり、同社のバイクハンターが出動する。3G GSMである程度の位置を確認し、現場に近づいたらBluetoothで細かく探索する。2週間以内に発見できなかったら新品を提供するという。日本だけでなくオランダでも同様のサービスを行っている。
「自転車はせっかく購入するならいいものを。とても大事なものを盗まれてしまったのなら、私たちの会社がバックアップします」と創業者のティーズ・カーリエ。
おかげで「バンムーフの自転車は手を出さないように」とオランダの自転車泥棒の間でも常識になっているという。
自転車そのものの設計も、メンテナンスがほとんど必要のない内装仕様に。フレームのトップチューブにはスマホと交信するシステムが組み込まれ、この部分に手をかざすと所有者と判断して解錠するという。
バンムーフのこうしたユニークなソリューションは高く評価され、ファストカンパニー社による2015年の革新的な企業ランキングのデザイン部門で「ベストプロダクトデザイン賞」、名誉あるレッドドットデザイン賞を受賞している。
《山口和幸》
≫貴重な水着ショットも披露!「もはや高校生には見えない」大人っぽい池江璃花子、沖縄・石垣島の海を満喫
≫ケンブリッジ飛鳥と滝沢カレンが似てる?リオ五輪時から密かに話題だった
≫レアル所属・中井卓大ってどんな選手?…「リアルキャプテン翼」と呼ばれた少年時代