富田は娘役で映画初主演の松風に「走っている姿が可愛い!この可愛さは『トモシビ』でしか見られません!」と10代初主演ならではの初々しさを強調。
すると有野も「ベッドで足をばたつかせるシーンも可愛いですよ!」と追随し、松風を「自分では考えてもいなかったのでビックリ!もう一度映画を見直します」と照れさせていた。
その松風は、銚子電鉄に乗車する長回し場面を振り返り「ダイヤの都合で2回しか撮れないシーンだったけれど、1回目が電車のドアが開かずに乗車できなくて、あと1回という緊張の中で撮影しました。
完成したものを見ると『固まっているなぁ』と思う。それくらい緊張した」と紹介。それでもローカル電車との撮影には「新鮮な気持ちで楽しかった」と笑顔を見せた。
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松風理咲
(c) Getty Images
富田は撮影時に骨折していた有野に触れて「有野さんが私に魚を渡す場面は『腕、大丈夫かな?』と心の底で思いながらも、笑顔で演技をしました。顔は笑っていたけれど、心の中では心配していたんです」と胸の内を明かすと、当の有野は「本当ですか!?誰からも『大丈夫?』と言われなかったので『厳しい現場だな!』と思っていた」と心配されていたことに胸をなで下ろしていた。