退任のスパレッティ監督、ローマでの難しさを語る
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
2016年1月からチームを率い始めたスパレッティ監督。今シーズンは勝ち点87ポイントを獲得し、優勝したユベントスに次ぐ2位でシーズンを終えた。来シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権をもたらした同監督だが、シーズン中は常にあることで頭を悩ませていた。
クラブの象徴的な存在として長くプレーしてきたFWフランチェスコ・トッティの起用法だ。28日の最終節でサポーターからブーイングを受けたスパレッティ監督。試合後には「おそらくトッティのことを選手としてマネジメントするのに、何度かミスをしたことはあったと思う」と振り返っていた。
今回の退任会見では、「私は強いローマを残していく。このチームには大きなクオリティを持った選手たちがいる」と1年半かけて作り上げたチームに自信を見せた一方で、トッティの去就問題などによりチームがひとつにまとまれなかったことを示唆している。
「私としてはもっとうまくやれたとも思う。そのためには全員が同じ目標を持ちグループとして戦うべきだった。全員が同じ方向へ進んでいないと感じられることもあった」
《岩藤健》
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