オリパラ、スノースポーツ、MLBを体験するコーナーを充実…ツーリズムEXPOジャパン2017概要発表 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

オリパラ、スノースポーツ、MLBを体験するコーナーを充実…ツーリズムEXPOジャパン2017概要発表

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「ツーリズムEXPOジャパン2017」概要発表会(東京・霞が関、5月30日)
「ツーリズムEXPOジャパン2017」概要発表会(東京・霞が関、5月30日) 全 5 枚 拡大写真
世界最大級の旅の祭典「ツーリズムEXPOジャパン2017」(9月21~24日)の開催概要発表会が都内で行われ、今年度開催の特徴のひとつが、東京五輪をみすえたスポーツツーリズムの気運向上をめざしたスポーツ体験プログラムの充実化だ。

会場には、国土交通省観光庁 田村明比古長官、日本旅行業協会 田川博己会長、日本観光振興協会 久保成人理事長、日本政府観光局 松山良一理事長、文部科学省スポーツ庁 平井明成スポーツ統括官、同省文化庁 山崎秀保文化財部長、環境省 亀澤玲治自然環境局長らが登壇した。

「観光関係では日本一、世界有数の総合観光イベント」というツーリズムEXPOジャパンは、ことしで4回め。会場となる東京ビッグサイトの増床エリア2ホールも使用し、東棟8ホール全面貸切で実施する。

「2017年は全国47都道府県、140の国と地域、1181の企業や団体が参加。18万5844人の入場者を記録。2017年も同規模で商談ビジネスの充実を図ってきた」(田川会長)

◆今回はスポーツ体験コーナーを充実

田川会長は、ことしの特徴として6つをあげた。一般消費者向けの「海外旅行の魅力をアピール」「国内・訪日旅行の魅力をアピール」「スポーツツーリズムの気運向上」の3点と、業界関係向けの「グローバル商談会への挑戦」「インバウンドの強化」「国内展示でのDMO(Destination Management Organization)の出展強化」の3点だ。

そのなかでもCYCLEが注目したのが、一般来場者向けの「スポーツツーリズムの気運向上」だ。今回は、2020東京オリンピック・パラリンピックに向けたプログラムを積極採用。パラスポーツの認知を促進すべく、パラスポーツ体験コーナーの充実や、スノースポーツツーリズムの紹介、MLB(Major League Baseball)とタイアップしOBたちによる野球体験コーナーなどを展開するという。

◆東京オリパラ気運にのって地方開催へ

また会見では、2019・2020年度の開催概要にも言及。「2020年の東京オリパラ開催効果を継続させ、観光交流による成長を全国に波及させるために、2019年、2020年のツーリズムEXPOジャパンを地方で開催させる」と田川会長。

「2019年度は10月24~27日、大阪で開催する予定。2020年度は、夏と秋の2回開催。夏は東京で、東京オリパラの気運を醸成する企画を調整中。秋は沖縄で国際海洋リゾートをテーマとした企画を調整中。エコツーリズムをテーマにしたサミットのようなかたちを検討している。海洋リゾートをテーマに出展をつのれば国単位でなく都市や地域で出展してくれると見込む」(田川会長)

◆広報アンバサダーに2017ミス日本

この会見では、最後にツーリズムEXPOジャパン2017広報アンバサダーに就任した2017ミス日本が登壇。1996年、京都生まれ。大阪大学文学部3年生という彼女は、特技が陸上・書道、趣味のひとつがマラソンというスポーツ好き女子。最後にこう抱負を伝えていた。

「旅に出ると、必ず出会いがあり、人との出会い、景色、自分の気づきと、本当にさまざまだと思います。いま、観光に携わる人たちが一丸となって、訪日外国人旅行客4000万人、そして海外旅行客2000万人を目指して取り組んでいます。広報アンバサダーとして、そのお手伝いできることをほんとうに光栄に思います。4000万人の人が日本に来るときに、4000万通りのステキな出会いがありますように、精いっぱい務めます」

《大野雅人》

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