プロボクサー村田諒太、現役続行へ「ラスベガスの大舞台目指して頑張ります!」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

プロボクサー村田諒太、現役続行へ「ラスベガスの大舞台目指して頑張ります!」

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帝拳ジムでトレーニングをする村田諒太
帝拳ジムでトレーニングをする村田諒太 全 5 枚 拡大写真
プロボクサーの村田諒太(帝拳)が現役続行を発表した。5月20日に行われたWBA世界ミドル級王座決定戦で判定負けした村田だが、6月8日から練習を再開している。

20日にアッサン・エンダム(フランス)と拳を交えた村田。格上となる相手に対して、4回にダウンを奪うなど有明コロシアムに集まったファンを沸かせた。しかし最終12回までもつれ込んだ試合は、1-2(117-110、111-116、112-115)で村田の判定負けとなった。

巧みなフットワークと手数の多さでエンダムにチャンピオンベルトが渡ったが、この判定はボクシング界に波紋を呼んだ。ファンはもちろんだが、WBAのヒルベルト・メンドサJr会長がツイッターで日本のファンに判定について謝罪し、自らも採点のやり直しをするほどの異例の事態となった。メンドサJr会長の判定では117-110で村田の勝ちとなり、再戦の指令を出していた。

WBAも村田-エンダム戦で村田を負けとする判定を下したジャッジ2名に対して6カ月の資格停止処分を発表している。

今後の進退について村田は、5月26日に公式Facebookページで「再戦指示も今後を考える重要な材料の一つとしてとらえ、前向きな答えを出したいと思っています」と記していた。

8日夜に「正式に現役続行させていただきます」と投稿。チャンピオンベルト獲得への意気込みを表明している。以下、コメント全文。


「今日から練習再開しました!
正式に現役続行させていただきます。
公に練習再開が今日なだけで、実はトレーニングは欠かしていませんでしたが。笑
ベルトを獲れなかったという悔しさが日に日に大きくなっています。
必ずやベルトを獲り、夢のような夢でしかなかったラスベガスの大舞台目指して頑張ります!
引き続き応援いただければ幸いです。
よろしくお願いいたします。」



「勝っても負けても次があるという試合なんか観ても面白くないじゃないですか。スタートなのかエンディングなのかわからない。それがボクシングの魅力です」

5月の試合前にそう語っていた村田。エンダム戦ではプロ初となる敗退を喫したが、彼に対するボクシング界の評価は試合前より確実に上がっている。

村田の新たなスタート。その先にあるのは、ラスベガスだ。

《編集部》

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