ジョシュア対クリチコ再戦か、IBFがリマッチを承認
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
4月29日にウェンブリー・スタジアムで行われたジョシュア対クリチコのタイトルマッチは、ヘビー級の新旧王者対決として大きな注目を集め9万人の観客を動員した。試合は地元の大声援を背にしたジョシュアが第11ラウンド、右アッパーから一気にクリチコを追い詰めTKOで世代交代を果たしている。
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この試合の契約には再戦条項が盛り込まれており、ジョシュア陣営も再戦には乗り気だった。当初IBFは同級2位のクブラト・プーレフと指名試合をするよう求めていたが、これに対しジョシュア陣営がクリチコ戦を優先できるよう求めていた。
メジャー団体の中で最も指名戦の実施に厳格とされるIBFだが、ジョシュア対クリチコの勝者がブーレフと対戦すること、試合は2017年12月2日までに行うことを条件に再戦を許可した。
両者の再戦はまだ正式発表されていないが、クリチコは「ジョシュア以上の対戦相手など出てこないだろう」とコメントしている。
「僕が望んでいたようにタイトルを勝ち取れなかったことはとても残念だった。ジョシュアへの祝福以外に僕の口から出る言葉はない。タイトル獲得に本当に執着していたし、絶対にできると思っていたけれどうまくいかなかった」
41歳のクリチコには王座返り咲きに失敗したことで引退説も流れている。だが現時点では、あらゆる可能性を含めて保留した。
「ボクシングのことを一度脇に置かねばならない。ボクシングとじっくり向き合い、自分の経験とその積み重ねがどこから来たのか考えなければならない。キャリアを終えるかどうかといった話だけではない」
《岩藤健》
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