JOCスポーツ賞、『特別貢献賞』は荻原健司・萩原次晴「なんの貢献をしたんだっけ?」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

JOCスポーツ賞、『特別貢献賞』は荻原健司・萩原次晴「なんの貢献をしたんだっけ?」

スポーツ 短信
荻原 健司さん 参考画像
荻原 健司さん 参考画像 全 2 枚 拡大写真
『平成28年度JOCスポーツ賞表彰式』が、6月9日に東京国際フォーラムで開催された。競技活動だけでなく、オリンピックムーブメントにも貢献したということで、荻原健司さん、萩原次晴さんが『特別貢献賞』を受賞した。

スキー・ノルディック複合元選手である両名。オリンピック・ムーブメントアンバサダーとしても活動している。

荻原健司さんは、「私たちはペアを結成して47年になります。バトミントンのどのペアより長いのでは。(笑)」と笑いを誘った。

「子どもの頃よりスキーで遊んでいるだけだったので、『なんの貢献をしたんだっけ?』というのがホントの気持ちです。ただ、オリンピアンとして、子どもたちから『萩原兄弟格好いいな』と、憧れられる存在にならなきゃいけない、と思ってきました。子どもの頃からスポーツに慣れ親しんで、そこから未来に向かって夢を持つ。そんな子どもが増えるように、これからもしっかり活動していきたい」(荻原健司さん)

萩原次晴さんは、自身の活動のモチベーションを「とにかく『荻原健司に間違えられないようにするためにはどうしたらいいか』というものでした。自分の存在を認めてもらう、健司に間違えられたくないという気持ちでやってきました」と語った。

「双子が仲良くやっていくためには。同じものを持っていないといけない。そうでないと喧嘩する。今回は同じ賞をもらったので、私もオリンピアン、スポーツマンとして、健司に負けないようにやっていきたい」(萩原次晴さん)

《大日方航》

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