スマホを振るとタクシーを呼べる…アプリ「フルクル」11月から提供開始
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
タクシーを拾いたいが、空車タクシーが来ない。目的地方面に歩きながら振り返り空車タクシーが来ないと言う不便さをタクシー利用者は感じているはずだ。「フルクル」はそんな利用者の不便さを解消し、空車タクシーとのマッチング率を高める。
利用者がアプリを起動しスマホを振って、タクシーに乗りたいという意思を示すと、周辺を走るタクシーに利用者の位置を知らせる。ドライバーは利用者の場所に向かう。利用者はスマホの地図上で周辺の空車タクシーの動きを見ることができ、タクシーが近づくと、バイブレーションでアプリが告知もする。タクシーが近づいたら、利用者は手を上げるか、夜間などは明滅するスマホ画面をタクシーに向けることでタクシーの乗車意思を伝えられる。
今までタクシー関連のアプリとしては、配車アプリがある。配車アプリは、乗車位置を特定し、迎車を目的としたもの。したがって、利用した場合、迎車料金が発生する。「フルクル」は利用者が乗車の意思を示すと、空車タクシーが利用者の位置に向かうもの。迎車料金が発生しないのが、「フルクル」のメリット。逆に、タクシーに乗車できることは確約していないのがデメリットとも言える。
また、「フルクル」を振ると、空車タクシーは、利用者のいる場所に向かうが、その途中で別の利用者が乗車の意思を示すと、そちらを優先してしまう。どうしてもタクシーに乗りたい場合は、アプリから迎車することは可能だが、その場合は配車アプリと同様に迎車料金が発生する。
このアプリについて国際自動車は特許を取得済み。
《編集部@レスポンス》
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