【LONDON STROLL】疾走する女子ライダー達 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【LONDON STROLL】疾走する女子ライダー達

オピニオン コラム
カタジナ・ニニウィアドーマ 参考画像(2016年8月10日)
カタジナ・ニニウィアドーマ 参考画像(2016年8月10日) 全 1 枚 拡大写真
6月7日にダベントリー(Daventry)から始まり、11日にロンドンのリージェント・ストリート(Regents Street)のゴールを目指す、5つのステージで行われるThe OVO Energy Women’s Tourが英国で行われた。

開催初日となった6月7日のオープニングステージでは、 英国自転車レースでは馴染みのエリアであるノーサンプトンシャー(Northamptonshire)の田園風景に再会するかのように、再び開催地となった。スタート地点に選ばれた歴史的な街ダベントリー(Daventry)から3年連続でゴール地点に選ばれたケタリング(Kettering)の全長147.5kmのコースである。

8日に行われたステージ2は、英国の陶器の街として知られるストーク・オン・トレント(Stoke-on-Trent)で開催。ストーク・オン・トレント(Stoke-on-Trent)からストーク・オン・トレントに戻ってくる全長144.5kmのコースは、スタッフォードシャーのトリッキーな地形が織りなす魅力あるコースが大会を盛り上げた。

9日に行われたステージ3は、2016年の The OVO Energy Women’s Tourのステージ2の開催地の成功をきっかけに、2年連続で同コースが選ばれた英国で注目のコースである。スタートのアザーストーン(Atherstone)からロイヤル・レミントン・スパ(Royal Leamington Spa) へと向かう全長151kmのコースである。

ウォリックシャー(Warwickshire)にあり、人口約5万人の小さな町ロイヤル・レミントン・スパはその名の通り、スパ施設が多く点在するスパタウンである。3日目にこの街のコースが組み込まれているのは、選手達にとっては嬉しい配慮かもしれない。

10日に行われたステージ4は、チェスターフィールド(Chesterfield)からチェスターフィールドに戻ってくる全長123kmのコースである。チェスターフィールドとダービーシャー(Derbyshire)の周りを回っていくこのコースは、大会の勝者を決める最重要コースに位置付けられており、熾烈な争いが行われた。

大会最終日11日に行われたステージ5は、英国自転車レースの大会で初めて英国の首都ロンドンで開催された。ロンドンのリージェント・ストリート(Regents Street)から始まり、リージェント・ストリートへと戻ってくるコースを10周する全長88.2kmのコースである。

起伏の少ないロンドン市街を駆け抜けるスピードは圧巻だった。大都市ロンドン市街の道を封鎖し、多くの人々の目を釘付けにし、一体感となって盛り上がるロンドンの街は、近年自転車レースの大会を盛り上げる重要なコースとなってきている。

大会優勝はポーランド人のカタジナ・ニニウィアドーマ(Katarzyna Niewiadoma)選手。ステージ1を制し、その勢いで大会を制した彼女。2017年初のタイトルである。まだ22歳と若く、成長著しい彼女に今後も注目したい。

《Takaharu Osako》

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