チリがコンフェデ杯で白星発進、ビデオ判定で混乱もビダルは「役に立つだろう」
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
チリは前半アディショナルタイムにアルトゥーロ・ビダルのパスから、エドゥアルド・バルガスが抜け出しシュートを決めるも、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)によりオフサイドの判定が下る。
0-0で折り返した後半も長くスコアは動かなかった。チリは後半13分にアレクシス・サンチェスを投入する。そして同36分にサンチェスのクロスにビダルが合わせて先制点を奪った。
さらにチリは後半アディショナルタイムに味方からのパスで抜け出したサンチェスがシュート。ブロックされたこぼれ球にバルガスが詰めて押し込んだ。この得点で再びVARが実施されたが今度はゴールの判定だった。
試合後の会見でビダルは、ビデオ判定の導入を提唱し続けてきたアーセン・ベンゲル監督の名前を挙げながら、VARは役に立つはずだとコメントしている。
「僕は満足だよ。ベンゲルの大ファンだからね。ピッチ上にいるときの僕らがとても集中しているというのは事実だ。これがどう機能するのか事前に説明してもらったけれど、実際にそれが起きたときに受け入れるのは簡単ではないかもしれない」
2度のVARに難しさも感じたビダルだが、「公平なものだし役に立つものになると思う」とテクノロジーの導入を受け入れた。
《岩藤健》
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