アウベスとユベントスが契約解除、マロッタGMは衝突を否定も「モチベーションの問題」

ブラジル代表DFダニエウ・アウベスがユベントスとの契約を解除した。今後はバルセロナ時代に指導を受けたジョゼップ・グアルディオラ監督が率いる、マンチェスター・シティ入りが噂されている。

ユベントスのジュゼッペ・マロッタGMは記者団にマイクを向けられると、「こういうこともサッカーの一部だ。受け入れなければならない」とアウベスの契約解除について語った。

「彼がこういう形で終えるのは少し悲しくほろ苦いことではある。だがユーベはより力強い存在だ。クラブより重要な選手は誰もいない。彼の穴を埋めることを考えている。我々の強みはクラブそのものであり、この選手たちのグループだ」

アウベスは2016年夏にバルセロナからユベントスに移籍。国内二冠やUEFAチャンピオンズリーグ（CL）準優勝に貢献した。だがレアル・マドリードに敗れたCL決勝のあと、クラブとの関係が悪化しているとの報道が出ていた。

マロッタGMはアウベスとの衝突を否定し、選手本人のモチベーションに配慮した結果だとしている。

「彼と衝突があったわけではない。プロサッカーの世界ではモチベーションの要素が大きい。それが失われたときには選手は別の場所へ行ったほうが良い。アウベスは熟慮の上で別の経験をすると決めた。それがどういう経験なのか現時点で私は知らない」

アウベスの求めに応じ契約を解除することに決めたマロッタGM。今後の幸運を祈ると締めくくった。

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