【山口和幸の茶輪記】564万フォロワー、1億2000万ページビュー!…数字で読むツール・ド・フランス2017 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【山口和幸の茶輪記】564万フォロワー、1億2000万ページビュー!…数字で読むツール・ド・フランス2017

オピニオン コラム
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参加198選手、チームスタッフ300人、記者2000人、沿道の警官・憲兵隊2万3000人。4カ国、635都市を通過。今年で104回目の開催となる世界最大の自転車レース、ツール・ド・フランスを数字で見てみよう。

2017年のコース。21ステージ、総距離3540km。平たん9、山がち5、山岳5、個人タイムトライアル2。カテゴリー超級・1級・2級の山岳23。ドイツ、ベルギー、ルクセンブルク、フランスの4カ国訪問。フランス国内34県。最も高い峠は標高2642mのガリビエ峠で、トップ通過選手には創始者アンリ・デグランジュ記念賞が与えられる。

レースの審判団は15人。主催社ASOの社員とスタッフ100人、パートタイム契約のスタッフ380人。500以上のホテルに滞在。飛行機チャーター便は2度の移動時に7機。医療態勢はドクター10人、看護士7人、救急車7台、医療サポートカー2台・オートバイ1台、放射線医療トラック1台。

世界中の視線が注がれる

安全対策としてオートバイで帯同する憲兵隊50人、フランス警察12人。警備スタッフ3000人、立哨の憲兵隊と警察官2万3000人。コース上に設置される指示板2800枚。コース上の安全確保のためのスタッフ65人、道路補修要員750人。

2016年にツール・ド・フランスを取材したメディア数。記者・カメラマン合わせて2000人。報道600媒体。301通信社・ネットメディア。94キー局。写真配信91社。ラジオ68局。

テレビ放送は190カ国、100系列局、うち生中継60局。ライブ配信は合計105時間。2017年は全ステージがスタートからゴールまで生中継されるのが特徴。2016年の総放送時間6300時間。国際映像を制作するテレビスタッフ500人。コメンテーター10カ国90人。選手の乗るロードバイクに搭載されるトラッキング機材数は198。ゴープロカメラ16個。

選手たちの1時間前を先行して沿道の観衆にブランド名をピーアールするのが広告キャラバン隊。車両170台。35ブランド。キャラバンスタッフ600人。沿道に配布する販売促進グッズ1800万個。キャラバン隊列の全長12km。通過に要する時間35分。主催者の誘導スタッフ55人。

熱狂する人々

インターネットの公式サイトは3600万ユニークユーザー、1億2000万ページビュー(いずれも2016年データ)。言語はフランス語・ドイツ語・スペイン語・英語。モバイルアプリ1700万ダウンロード。Facebook230万いいね。ツイッター270万フォロワー。インスタグラム64万フォロワー。

沿道の観客は1000~1200万人。2016年実績で男性65%、女性35%。フランス人80%、海外20%。沿道の滞在時間6時間15分。仲間と一緒の観戦93%、平均人数は4~5人。

沿道の柵1050個、延長4000m。各ステージのバナー総延長2.7km。ゴール地点の設営面積7ヘクタール。リサイクル用ゴミ袋10万個。

いやはやツール・ド・フランス。2017年の開催は7月1日から23日まで。

《山口和幸》

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