トラオレがリヨンに完全移籍、チェルシーでの苦闘を振り返る
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2014年にチェルシーの所属選手となったトラオレ。だが初年度にフィテッセへレンタルに出されると、その後もアヤックス・アムステルダムに期限付き移籍するなど安定した出場機会をチェルシーで得ることはできなかった。
入団会見で「これまでレンタル移籍を繰り返してきたが、より安定したプロジェクトに加わるべき時期と判断したのか」と質問されたトラオレ。言葉を選びながらも21歳の若者は自分の将来のため必要な決断だったと語る。
「その通りだ。自分の年齢や成長を考えればチェルシーを去るべき時だった。チェルシーに残って毎試合短時間プレーすることもできただろう。だがポジションを得られることはないと知りつつ毎日戦うことになる」
2015-16シーズンにはチェルシーに戻り1年間を過ごした。だがベンチを温めることが多く翌シーズンには再び期限付き移籍に出されている。
「2年前に先発入りに挑戦したが昨年起こったことは知ってのとおりだ。プレシーズンを過ごしたあとレンタルに出された。今年は同じシナリオを再演したくはないと思った。トップチームで安定してプレーできるクラブを探す時期だった。自分がチームにとって重要な選手のひとりになれる場所だ」
うつむきながら少しずつ自分の気持ちを語るトラオレ。昨シーズンはエールディヴィジで24試合に出場し8ゴールするなど結果を残したが、新天地では再び新たな挑戦が待っている。
「必死に戦う必要がある。重要な選手のひとりになれるようにクラブのためにすべてを尽くすつもりだ」
《岩藤健》
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