アレン・アイバーソン、NBAでの指導者転身には否定的
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2001年のNBAファイナルで対戦したティロン・ルーがヘッドコーチとして、クリーブランド・キャバリアーズをファイナル王者に導くなど同年代に活躍した選手は指導者の道を歩んでいる者も少なくない。
だがアイバーソン氏は「NBAのレベルでは指導者はやりたくない」と自身の指導者転身に否定的だ。
「そこを目指したがっている人たちがいるし、NBAでヘッドコーチになりたがっている人もいる」とアイバーソン氏。バスケットボールに関わる人間なら、憧れの職業のひとつだが「強いエゴを持った多くの男たちに、共通の目標を抱かせ犠牲を払わせねばならない」と、スター軍団を率いるのは難しいとの見方を示した。
「いろいろなことがたくさんあるなかで、それぞれの役割を果たさせねばならない。役をこなすということに慣れていないやつらなんだ。そういうすべての個性を編み込んでひとつの共通目的を作り出す。チャンピオンシップを制するという目標さ。それを成し遂げるには強いコーチが必要だ。絶対にないとは言わないけれども、いまはそういうプランはない」
《岩藤健》
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