明石健志を二塁に置いて初回の打席に入った柳田。相手先発の井口和朋が投じたカーブをとらえた当たりは、放物線を描いて失速することなくセンターのフェンスを越えていった。
「見えた球は全部振ろうと決めていたので、たまたま良い結果になってよかったです」と打席を振り返る柳田。カーブを狙っていたわけではないが、「とりあえず良いスイングをしようと」思って振り抜いた。
2004年の松中信彦(ダイエー)以来の三冠王に近づく柳田には、「ギータすごいな。3冠王とってほしい」「ギータ足大丈夫そうで安心しました!ホームラン最高でした」「足を怪我した翌日にホームラン。超人ギータ」「見ててワクワクする」などの声が寄せられている。
試合もソフトバンクが5-2で勝利。これで7月に入ってからは負けなしの6連勝となった。