札幌の福森晃斗がFKで1試合2得点、劇的同点弾は「自信があった」
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ともに降格争いから抜け出すため負けられない両チーム。試合は大宮が長短のパスを織り交ぜ主導権を握った。前半はスコアレスで折り返すが後半2分、ロングスローからゴール前で競り合い最後は大前元紀がゴール。大宮が先制する。
先制点から2分後には江坂任も決めて大宮は2-0とリードを広げた。
その後もピンチはあった札幌。だが決定的な3点目を防ぎ続けて迎えた同36分、ゴールほぼ正面でFKを得ると福森が直接決め1点差に追い上げた。そして1点ビハインドのまま迎えたアディショナルタイム、札幌は再びエリア付近でFKを獲得する。
このチャンスに左脚を振り抜いた福森。ボールは理想通りのコースを通ってネットを揺らした。
「最初は(小野)伸二さんとヘイスと話して、ヘイスが蹴る感じだったんですけど、自分は1点取っててもう一本蹴ればまた入れられる自信はありました」
FKで2ゴールは人生初と語る福森。ゴールに入ったかは見えていなかったが、みんなが喜んでくれて良かったと安堵した。
「あれは自分が蹴りましたけど、チーム全体としてあそこの位置までいけたというのはひとつの形ですし、自分が代表して蹴っただけ。みんなで最後の最後に勝ち取ったフリーキックなのかなと思います」
劇的な同点弾にファンからは、「メンタル強いし、コースが凄すぎ」「これが決まらなかったら完璧な負けゲーム!お見事!!」「札幌にいい位置でFK与えちゃダメだわ」「2連続でフリーキック決めるのはすごい」などの声が寄せられている。
《岩藤健》
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