【F1 イギリスGP】ハミルトンが母国レースで貫禄のポールポジション
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朝から雨模様となったシルバーストン。徐々に雨は上がりつつあったが、予選Q1は全車が少雨用のインターミディエイトタイヤをつけてコースインした。しかし、セッション終盤になって路面が乾いてきていると判断したフェルナンド・アロンソ(マクラーレン)がドライタイヤに交換。チェッカーフラッグ直前にタイムアタックをし、見事トップタイムをマーク。コンディションの差で出たタイムではあるが、マクラーレンの久しぶりの活躍に訪れたファンからは大歓声が上がった。
ただ、ドライコンディションになったQ2以降は順当にメルセデスやフェラーリ勢が頭一つ抜け出る展開。その中でも、母国レースとなるハミルトンが渾身のアタックを披露した。最終のQ3ではまず1分27秒231を記録し暫定トップに立つと、2回目のアタックで1分26秒600をマーク。2番手以下に0.5秒の大差をつけ、今季6回目、通算67回目のポールポジションを獲得した。
2番手にはキミ・ライコネン、3番手にはセバスチャン・ベッテルのフェラーリ勢がつけた。なお、4番手にバルテリ・ボッタス(メルセデス)が入ったが、ギアボックス交換を行ったため決勝では5グリッド降格のペナルティを受ける予定だ。
マクラーレン・ホンダ勢はアロンソがQ1をトップで通過するが、Q2ではわずかにトップ10に届かず13番手。ストフェル・バンドーンはQ3へ進出を果たし、9番手タイムをマークした。
2017F1イギリスGP公式予選結果
1.ルイス・ハミルトン(メルセデス)1分26秒600
2.キミ・ライコネン(フェラーリ)1分27秒147
3.セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)1分27秒356
4.バルテリ・ボッタス(メルセデス)1分27秒376
5.マックス・フェルスタッペン(レッドブル)1分28秒130
6.ニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)1分28秒856
7.セルジオ・ペレス(フォース・インディア)1分28秒902
8.エステバン・オコン(フォース・インディア)1分29秒074
9.ストフェル・バンドーン(マクラーレン)1分29秒418
10.ロマン・グロージャン(ハース)1分29秒549
《吉田 知弘@レスポンス》
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