勝利の方程式が投壊した阪神、終盤の大量失点で広島に負け越し | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

勝利の方程式が投壊した阪神、終盤の大量失点で広島に負け越し

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阪神が7月19日に甲子園球場で広島と対戦。七回に西岡剛の適時打で同点に追いついたが、終盤まさかの11失点を喫し3-14で敗れた。2位の阪神は首位の広島と9ゲーム差に広がり、3位のDeNAには0.5ゲーム差まで詰められた。

投壊が止まらなかった。1点ビハインドで迎えた七回裏に阪神は2アウト二塁から、西岡がセンター前へ抜ける適時打。同点に追いついた金本知憲監督はマルコス・マテオを投入する。ここをピシャリと抑えて終盤の勝ち越しムードを作りたい。そうした意図が見える采配も直後に暗転する。

先頭の鈴木誠也を投手ゴロに抑えたはずが、打球処理にもたつき出塁を許す。新井貴浩に勝ち越し打を浴びると、その後も連打を許し1アウト一、三塁で降板。阪神は山本翔也にマウンドを託すが、山本も広島打線の勢いを止められず大量失点。この回だけで阪神は8点を失う。

最終回さらんい3点を失った阪神。広島との直接対決で1勝2敗と負け越した。

試合後のミーティングでは金本監督から、「『まだ諦めずに上見て行くぞ』と気合い入れ直してもらった」と話す西岡。闘志は失っていない。


この試合にファンからは、「この負け越しはさすがに終わったかな」「長いシーズンこういう試合もあるが、それがこの3連戦で出るあたりがすべてじゃないかな」「この2敗は最後まで影響する」「ここ一番という時に、勝てないなぁ」などの声が寄せられている。

《岩藤健》

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