先月行われたクライミングワールドカップ(W杯)米国ベイル大会では3位に入賞し、自身初となるW杯表彰台を経験した緒方は1998年生まれの19歳。ユース日本代表(ジュニア)としても活動しており、7月5日~9日にかけてシンガポールで行われたクライミング・アジアユース選手権男子リードでも3位と好調を維持していた。
今回、決勝で用意された課題は4つ。緒方は決勝進出者6名の中で唯一全課題を完登し、初優勝を成し遂げた。「正直自分でも驚いていますが、4年に一度という格式の高いこの大会で優勝できてすごく嬉しいです!」とツイッターで喜びのコメント。ドイツ・ミュンヘンで来月行われるW杯最終戦にも意気込みを見せた。
ワールドゲームズ優勝しました!!
— 緒方 良行 (@yoshiyuki_ogata) 2017年7月22日
正直自分でも驚いていますが、4年に一度という格式の高いこの大会で優勝できてすごく嬉しいです!
内容も唯一の決勝全完登と気持ちよく終われました!
次はワールドカップの最終戦ミュンヘン!がんばります! pic.twitter.com/p56ixXjTOm
また、女子ボルダリングで野中生萌(みほう、東京都連盟)が2位に入り、ボルダリング日本代表は2つのメダルを手に入れた。
●第10回ワールドゲームズ大会 男子ボルダリング結果
1位:緒方良行(福岡県連盟)
2位:ヤン・ホイヤー(ドイツ)
3位:アレクセイ・ルブツォフ(ロシア)
5位:楢﨑智亜(栃木県連盟)
7位:藤井快(東京都連盟)
●第10回ワールドゲームズ大会 女子ボルダリング結果
1位:スターシャ・ゲージョ(セルビア)
2位:野中生萌(東京都連盟)
3位:ファニー・ジベール(フランス)
4位:野口啓代(茨城県連盟)
8位:尾上彩(福井県連盟)