トレードでテキサス・レンジャーズから移籍してきたダルビッシュ。ナショナル・リーグ初登板となる試合では、初回から得点圏にランナーを背負ってしまう。だが1アウト一、二塁でヨエニス・セスペデスをレフトフライに打ち取り、カーティス・グランダーソンの強烈なピッチャー返しにも反応良くグラブを出して無失点で切り抜けた。
ダルビッシュは捕手のヤスマニ・グランダルとも相性抜群。ミット目がけて力強いボールを投げ込んでいく。得点圏にランナーが進んでも要所で三振を奪い得点は与えなかった。
レンジャーズ最後の登板となった7月26日のマイアミ・マーリンズ戦では、4回途中10失点でマウンドを降りたダルビッシュ。移籍してきた自分が前回と同じことを繰り返したらまずいという緊張もあったと明かした。
ドジャースのデーブ・ロバーツ監督はダルビッシュの初登板に対して、「我々が期待するすべてのことに応えてくれた」と絶賛している。
ダルビッシュ有がドジャース移籍後初先発では、7回を10三振無失点の好投だった。これでナ・リーグ最強ローテ誕生なのか?@faridyu #日本人選手情報 pic.twitter.com/hbfIarsc3T
— MLB Japan (@MLBJapan) 2017年8月5日
白星デビューを飾ったダルビッシュにファンからは、「このトレードは成功しそう」「すぐ投げて白星を挙げられるのはすごい」「点取れるチームならかなり勝ち星稼げるんじゃない?」「早くポストシーズンでカーショーと共闘する姿を見たい」などの声が寄せられている。