パラアスリート・山本篤のすべてを描いた「義足のアスリート」発売
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「義足のアスリート 山本篤」は、どこまでもポジティブで、どこまでもスポーツを楽しむ山本の生き方を追いかけた一冊だ。障がい者アスリートだからこそ、かっこよさにこだわり、左足を失ったことを悲劇ではなくむしろ幸せだと考える山本の強さ、明るさの秘密に迫る。
高2の春、バイク事故がきっかけで左足を失った山本は、「片足でもスノーボードは滑れるのか」という思いから、リハビリを経てスノーボードに挑戦し、滑れるようになった。その後、陸上競技に興味を持つとのめり込み、2008年に北京パラリンピックの100mと走り幅跳びに出場。走り幅跳びでは、銀メダルを獲得した。
ロンドンパラリンピックでは100mと200m、走り幅跳びに出場。2016年の日本パラ陸上競技選手権大会では、走り幅跳びで6m56の世界新記録を樹立し、リオパラリンピックで走り幅跳び銀メダル、4×100mリレー銅メダルを獲得した。同書では、楽しくて仕方ないことを追い求める山本の姿から強く生きるためのヒントを伝える。著者 鈴木祐子。四六判、280ページ。価格1500円(税抜)。
《美坂柚木》
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