川崎Fは前半32分に中村憲剛が家長昭博とのコンビで左サイドを突破。中村がグラウンダーのクロスを送ると、中にいた小林悠が押し込み先制した。
1-0で折り返した後半5分にはエドゥアルド・ネットのスルーパスに小林が反応。シュートはGKに防がれたが、弾かれたボールをエウシーニョがジャンピングボレーで押し込んだ。さらに川崎Fは同40分に家長がドリブルで仕掛け左足でクロス。ふわりとしたボールに小林が頭で合わせダメ押しの3点目を奪った。
浦和も同31分にオフサイドランギリギリで抜け出した武藤雄樹がゴールネットを揺らし、貴重なアウェイゴールを奪ってセカンドレグに望みをつないでいる。
2ゴールで今大会6得点の小林は、「憲剛さんが抜け出したときに、マイナスのスペースが空いていた」と先制点を振り返ったほか、2点目の場面に対しても「自分の特徴を生かして滞空時間の長いボールをくれた」とアシストに感謝。「合わせるだけの優しいパスでした」と笑顔を見せた。
KAS 3 - 1 URA, #ACL2017 #KASvURA pic.twitter.com/6b542CvWDP
— AFCチャンピオンズリーグ日本 (@TheAFCCL_jp) 2017年8月23日
この結果にファンからは、「2-1なら浦和の逆転あると思ったけど3-1だからな」「次の試合は最低2点取らないといけない浦和が序盤から攻める。それに対して川崎は守るのか点を取りに行くのか。個人的には打ち合いが見たい」「アシストも良かったけど小林のポジショニングも良かった」などの声が寄せられている。