「一番使いやすいキャリア」をアピール。au、iPhone向け料金プランを説明 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

「一番使いやすいキャリア」をアピール。au、iPhone向け料金プランを説明

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都内でKDDI 代表取締役執行役員 副社長の石川雄三氏が説明した
都内でKDDI 代表取締役執行役員 副社長の石川雄三氏が説明した 全 11 枚 拡大写真
 新iPhoneの発表にともない、携帯通信事業各社で新料金プランや新サービスが発表されている。KDDI(au)では、これまでAndroid端末向けに提供していた「auピタットプラン」「auフラットプラン」をiPhoneにも適用。割賦金の残債が免除されるプランや、Apple Watchを想定したサービスを用意するほか、サポート体制もより充実させていく考えだ。

■新料金プラン

 都内で開催された記者説明会には、KDDI 代表取締役 副社長の石川雄三氏が登壇した。auピタットプランは、利用したデータ通信量に合わせて月額料金が決まるプラン。Android端末に向けて提供されていた、このプランをiPhoneにも適用させる。1GBまでなら月額2,980円~で利用できるが、現在、ビッグニュースキャンペーン適用により1年間毎月1,000円が割引になる。

iPhoneユーザーにもauピタットプランを提供

 石川氏は「新iPhoneも、音声通話とデータ通信が込みで1,980円/ 月から利用できる。使った分だけしか料金が発生しないので無駄がなく便利」と説明した。ちなみに、このプランでスマホデビューするユーザーも多いという。このことから”新iPhoneの発売を機にフィーチャーフォンからiPhoneに乗り換える”、そんなユーザーにも広く訴求していきたい考えだという。

auピタットプランの利用イメージ

 また、音声通話と大容量データプランがセットになったauフラットプランもiPhoneで利用できる。利用料金は、20GBなら4,500円/ 月、30GBなら6,500円/ 月。

大容量データを希望のユーザーには、auフラットプランを提供

 石川氏は、ここで実際の支払いイメージを紹介した。それによれば、例えば「iPhone 8 Plus 256GB」をauピタットプランで購入した場合の支払い額は6,341円/ 月で、従来の「スーパーカケホ+データ定額3」の支払い方法と比較して2年間で約32,000円のコストダウンになるという。ただ、選べる自由を標榜するKDDIでは、従来プランも引き続き提供していく方針だ。

■割賦金の残債が免除

 また、高価な端末を買いやすくする「アップグレードプログラムEX」の対象機種にiPhoneを追加する。これは48か月の分割払いを選択することで、25か月目以降の機種変更時に、分割支払金(の最大半額)が支払い不要になるもの。今回、これをさらに発展させた「アップグレードプログラムEX(a)」も用意した。毎年最新のiPhoneに機種変できるよう、24回払いでの端末購入を条件に、13か月目以降の機種変更時において未払い分が不要になる。石川氏は「毎年毎年、新しいiPhoneに機種変更しているお客さまに絶好のプラン」とアピールしている。

25ヵ月目以降の機種変更時に、分割支払金が支払い不要になる「アップグレードプログラムEX」

13ヵ月目以降の機種変更時において未払い分が不要になる「アップグレードプログラムEX(a)」

■新Apple Watchも意識

 4G LTE機能を搭載した「Apple Watch Series3」の登場にあわせて、KDDIでは「ナンバーシェア」サービスを開始する。これはスマホの電話番号を、ウェアラブルデバイスでも利用可能になるもの。石川氏は「iPhoneを置いてApple Watchだけを持って外出しても、電話もでき、メッセージも読め、Apple Payでの支払いもおこなえる。スマホを持ち歩けないシチュエーションで、便利にご利用頂ける」と説明した。ウェアラブルデバイスの通信料金はスマホの料金に合算される仕組み。基本料金は月額350円だが、キャンペーンにつき最大6ヵ月無料になる。

Apple Watch Series3で利用できる、ナンバーシェア

■サポート面の充実

 KDDIでは、端末サポートも充実させていく。これまでiPhone 7で利用可能だったAppleCare+に、新たにau端末サポートを組み合わせて提供する。その内容は、製品補保証・修理サポートに盗難・紛失補償が付くなど、最大4年間、手厚いサポートが提供されるというもの。KDDIでは全国に展開する約2,500店舗の全auショップでiPhoneのアフターサポートを受け付けるなど、新iPhoneのユーザーを全面的にバックアップしていく考えだ。

■au版iPhoneは、受信最大558Mbps!

4つの周波数帯を束ねた超高速通信技術「4CC CA」により受信最大558Mbpsを実現

 このほか、通信品質も引き続き強化をはかっていく。説明会では詳しくは語られなかったが、「256QAM」と呼ばれる無線変調技術により電波を約1.3倍効率化させ、また4つの周波数帯を束ねた超高速通信技術「4CC CA」により受信最大558Mbpsを実現する。新iPhoneで利用可能になる見込みで、この技術により、大手3キャリアが提供する新iPhoneではKDDIの端末が最速になるという。

■iPhone Xの期待感は?

石川副社長は質疑応答、その後の囲み取材にも対応した。

――iPhone Xの期待感は。

石川氏:「個人的には、本当に素晴らしい仕上がりで最高のテクノロジーだと思う。お客さまに体験価値を提供する、Appleの根本的な思考が反映されている。価格は高いが、私たちのプログラムを利用すれば半額になる。購入者が増えるのではないかと期待している。新しいiPhoneの利用に際しても、auが一番使いやすいキャリアであることを、今後もお客さまにお伝えしていきたい」

――新しくアップグレードプログラムEX(a)も用意した。

「アップグレードプログラムEX(a)では、より短いサイクルで端末の機種変更ができる。新iPhoneの発表にあわせて、思い切って提供を決めた。プランを通じて、より多くの人にiPhoneを楽しんで頂きたいという」

――iPhone Xは在庫が少なくなるのでは、という噂があるが。

「噂は聞いている。実態は分からない。我々もAppleさんに、生産について努力してくれと常々お伝えしている」

――auピタットプランはもともと、格安SIMを意識した施策だったのでは。

「我々としては、利用料金を安くしてなるべく長く利用し続けて欲しいという思い。それには料金、通信、サポート、といった面でトータルの価値をいかに高めるかだと思っている。安い料金で他社さんより高い体験価値を実現する、それを目指している。トータルのサポート力により、他社さんのサービスに流れた方がお戻りいただけたら嬉しい」

――昨年までと比較して競争環境に変化はありそうか。

「今回は3モデルが同時に発表になり、またiPhone Xの発売が遅い。iPhone X待ちの方も出られる。ただiPhone 8もCPUの性能が上がっており、良い端末に変わりない。必ず良さを分かっていただける。それでも一部のお客さまは、X待ちになるだろう」

――ソフトバンクの50GBプランについては。

「他社さんのサービスを評価する立場にないが、今回はそんなに影響はないのでは。弊社のハイエンドユーザーには、auフラットプランが受け入れられている。ただ市場の環境の変化、利用される方の声を引き続き参考にして、詳細を検討していきたいと思っている」

――ソフトバンクが”家族割”の適用範囲を拡大した。

「コメントし辛いが、どう運用なさるのだろうか。(50GBのプランが安くなるとのことだが)あれほど大容量のプランを必要とされる方がいるのか。市場の反応、お客さまの声に注視したい。auスマートバリューでは遠隔地に住んでいる家族も対象にしている」

《近藤謙太郎@RBBTODAY》

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