「ひるね姫」神山健治監督の語るBlu-rayでの見どころとは?
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まずイベント冒頭では、本作がニューヨーク、上海、フランス、ダラスなど世界各都市の映画祭で上映され、北米での公開が決まったことが神山監督から語られた。司会の藤津氏からの「海外からの質問で印象的なものは?」という質問に、神山監督は「ニューヨークの国際こども映画祭で、6歳の子に『本作に登場するオニは何のメタファーなんですか?』と聞かれました。他にもフランスでは『何故アニメーションでテクノロジーを題材にした作品をよく作るのか?』など、鋭い質問が多かったのが印象的です」と答えた。
下村氏に楽曲を依頼した経緯として、神山監督は「女性が主人公の話なので、自分には出せないテイストを出せる女性の方に(曲を)書いてもらいたいと考えていました。下村さんの曲のピアノを聞いて『この方が絶対合っている』と思い、オファーさせてもらいました」と語った。
下村氏は「女子高生からは激しく離れているんですけどいいでしょうか?」「気持ちだけは女子高生に戻ったつもりで頑張ります」と快諾したという。
満島氏は「サウンドトラックをいただいてからは家でずっとローテーションしていました。東京にない、田舎に帰ったような感じで心地いいんですよね」と興奮気味に語った。
満島氏の演じた、主人公・心羽(ここね)の幼馴染のモリオについて、藤津氏から「(心羽に)引っ張られてる感じなのがいいところですよね」下村氏から「たじたじしてる」と言われると、満島氏は「モリオは心羽に引っ張られながらも、自分の得意分野になるとスッと彼女をリードする」「男が全部リードするのではなく、彼女がもう一歩前に行けない、という時にスッと入ってあげる。後半そういうシーンが多かったので、心羽とモリオはいいコンビだなと思う」と役に対する思いを語った。
イベント参加者からの質問コーナーでは「監督オススメのシーンは?」という質問に、神山監督は「今回、光を意識して演出しました。キャラクターを美しく見せるために逆光を用いたり、夢の中のシーンと現実世界のシーンとで、カメラレンズの設定の有無など光の演出を使い分けていたりします」「映画館での上映の場合、スクリーンに映像を投射する都合上、光の表現は弱めになってしまうのですが、Blu-rayではより演出意図に忠実に表現されているので、そういった点を改めて見ていただけると嬉しいです」と答えた。
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