伊藤達哉が先発デビュー、ハンブルク指揮官「観客の心をつかんだ」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

伊藤達哉が先発デビュー、ハンブルク指揮官「観客の心をつかんだ」

スポーツ 短信
ハンブルガーSVの伊藤達哉(2017年9月24日)
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ドイツ・ブンデスリーガ第7節が9月30日に行われ、ハンブルガーSVの伊藤達哉が初先発を果たした。ハンブルクのマークス・ギスドル監督は「観客の心をつかんだ」と伊藤のプレーに高い評価を与えている。

後半37分から出場した前節でブンデスリーガデビューを果たした伊藤。今節では初めての先発起用だった。酒井高徳とともに先発した伊藤は何度もドリブルで仕掛け、本拠地フォルクスパルク・シュタディオンの観客を沸かせた。

試合後の会見でギスドル監督は「練習でいいプレーをしていたので起用した」と、サプライズ起用の理由を語った。また伊藤にスタメンを伝えたのは試合開始2時間前だったという。

「若い選手を起用したことにみんなが驚いていた。クレージーだと思われるが練習でいいプレーをした選手を使いたい。試合でも結果を残せるか確証は無いけどね。選手が自分の力を証明できたときに初めて分かるものだ。6万人の観客の前でもプレッシャーに耐えられるとね」

観客がそうであるように、今日は自分も伊藤にボールを持ってほしいと思っていたとギスドル監督。積極的なプレーに「彼はいい動きで状況を打開していた。素晴らしいデビュー戦だったね」と高評価を与えた。

「ファンの心をつかんだと思う。それを願っていたし、伊藤は練習のときからアピールしていた。そして試合であのパフォーマンスを見せた。素晴らしいことだ」

《岩藤健》

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