楽天・藤田一也、有言実行の決勝2ラン「いらんこと言ったなと思いながら打席に」 | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

楽天・藤田一也、有言実行の決勝2ラン「いらんこと言ったなと思いながら打席に」

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野球 イメージ(c)Getty Images
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楽天・藤田一也が男の約束を果たした。10月8日に楽天は本拠地・Koboパーク宮城でソフトバンクと対戦。五回に藤田の放った先制2ランが決勝点になり2-0で勝利した。

楽天・則本昂大が自己最多222奪三振で15勝目、4季連続奪三振王当確でCSに弾み

この日の楽天は則本昂大が先発。二回に上林誠知を三振に切って取り今季218個目の三振を奪った。西武の菊池雄星を抜き奪三振数で単独トップに躍り出たが、味方打線の援護がなく四回まで両チーム無得点で進む。

いつもは先発完投型の則本だが、この日はクライマックスシリーズ(CS)を見据えて六回で降板する予定だった。それを聞いた藤田はエースのレギュラーシーズン最終登板を勝利で飾ってやろうと、五回に2アウト一塁の場面で打席に入る。

カウント1-2から武田翔太の直球を振り抜いた打球がライトに上がり、フェンスを越えてホームランになった。

「ちょうど打席行く前に則本とトイレで会いまして。今日は六回までしか投げないと聞いたので、じゃあこの回に打席が回ってきたら俺が決めてやると…。言ったものの、『いらんこと言ったな』とプレッシャーを感じながら打席に立ったんですけども、最高の形になってよかったです」

藤田の有言実行に則本も「かっこええなー、と思って見てました」と破顔。キャリアハイの222三振で野茂英雄以来の4年連続奪三振王、そして勝ち星もキャリアハイに並ぶ15勝になった則本は、「藤田選手が有言実行してくれたので、なんとか0で投げ切りたいという思いで投げていました。試合前からとにかく4つは取ろうと言われていたので、早いうちに達成できたのであとはもう勝つことだけを考えて投げた結果勝てたのでよかったです」と喜んだ。


この試合にファンからは、「藤田さん有言実行凄い」「さすが仕事人日本シリーズで応援すること願ってます」「則本選手おめでとう。藤田さん守備でもかっこいいし、ホームラン最高でした」「ノリ、15勝目&4年連続奪三振王おめでとう!凄く格好良かった~」などの声が寄せられている。

《岩藤健》

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