TIAS、オリンピック・レガシーに関するラウンドテーブル開催…人材育成がレガシー創出のカギ
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筑波大学、TIASアカデミー長の真田久教授、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会アクション&レガシー部長の石川貴規氏、日本コカ・コーラ TOKYO2020ジェネラル・マネージャーの高橋オリバー氏、アシックス執行役員 グローバルスポーツマーケティング統括部長の松下直樹氏が登壇。
企業、スポーツ大会統括組織、大学研究機関の産官学それぞれの立場からオリンピック・レガシー創出の重要性についてディスカッションが行われ、企業関係者、報道陣が聴講した。
真田久教授は、レガシーとは何かについて説明。さらに、日本開催のオリンピックでは1940年、1964年、2020年と復興がビジョンに入っており、また、教育分野でも一校一国運動など日本ならではのユニークな取り組みが見られるなど「伝統的強みと課題解決を元にしたレガシーを構築すること」の重要性を訴えた。
石川氏は、進行中の参画プログラムを説明。高橋氏は、東京大会にむけて「お客様に近い現場の声をより大事にしていくことで、誰もがわかりやすく一緒にやりたくなるユニークな取り組みを行い、全国を巻き込む“ジャパン2020”にしてレガシー構築につなげたい」と語った。
松下氏は、企業の立場から「レガシー創出において、人材育成は非常に大きな要素」と発言。オリンピックを契機とした社内での人材育成や、TIASなど外部からのグローバルな人材の採用が同社のレガシーになるという考えを示した。
《美坂柚木》
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