各チームが交互に8回ずつ石を滑らせ、より円の中心に近づけたチームが得点を得る。この流れを10回繰り返し、総得点で勝敗を競うカーリング。第8エンドでは僅差の勝負となり専用メジャーで何度も測り直すなど、熱戦を繰り広げた。
◆テレビでしっかり聞き取れる選手たちの声
テレビ中継を見ていると、選手たちの作戦会議の様子が鮮明に聞き取れる。
なんかかわいい 作戦会議。#カーリング女子 #カーリング#平昌オリンピック2018 pic.twitter.com/V8su9wxkf4
— 76歳OL (@caw534021) 2018年2月14日
「これさ~、ダブっちゃっても別に悪くないよね」「一点取っちゃうなら全部出す感じでいいよね」「ね~」「うん」。緊迫した会場の雰囲気とは一転、可愛らしい声でゆるやかな作戦会議が聞こえてくる。
日本選手が相談してる声が聞こえてくるのが好き。ものすごい真面目な真剣勝負な顔してるのに、可愛い声での若い子の喋り方してるのが何とも言えないギャップがあってよい(笑)めんこいめんこい。#カーリング
— ☆葵☆言の葉魔法使い (@itoaoi_coco) 2018年2月14日
女子がわちゃわちゃ話してるのがなんかかわいいカーリング
— みりん (@R__mirin) 2018年2月14日
女子選手の可愛らしい作戦会議に、Twitterでも「可愛い」というツイートが多数見られた。
◆なぜ選手の声が鮮明に聞こえるのか
なぜここまで鮮明に選手たちの声が拾えるのか。
実は、カーリング選手たちはマイクロホンを付けている。そのため、テレビ中継ではすべての選手たちの声を聞くことができるのだ。
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選手の胸元にはマイクロホン
マイクロホンを提供しているオーディオテクニカのピーター・ウガルター氏は、2007年のインタビューで「カーリングというのは、テレビ向けの素晴らしいスポーツだ」と語っている。このように、選手たちの戦術を直接知ることができるスポーツはなかなかお目にかかれないのではないだろうか。
このマイクロホンは、スポーツフィールドの収音で世界的権威を誇るデニス・バクスター氏の提案により、2006年のトリノオリンピックから実施されている。まだ世間に慣れ親しんでいないカーリングを、身近に感じることができるきっかけになるのではないだろうか。
カーリングの楽しみは、選手にマイクが付いているので、作戦を聴けるのも楽しみですよね。
— ブランコ@年中無休 (@sakananoko1119) 2018年2月14日
仕事しながら観るのに最適な競技「カーリング」。選手にピンマイクがついてから凄く分かりやすくなりましたねぇ…。
— HB=KEITH/西野光則 (@Kanjosen_Tec) 2018年2月14日