【平昌オリンピック】アメリカのスキー女王に寄せられた誹謗中傷「お前が失敗して本当に嬉しい」…どう対応した? | CYCLE やわらかスポーツ情報サイト

【平昌オリンピック】アメリカのスキー女王に寄せられた誹謗中傷「お前が失敗して本当に嬉しい」…どう対応した?

スポーツ 選手
リンゼイ・ボン 参考画像
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2010年バンクーバー冬季五輪滑降で金メダルに輝いたアメリカのスキー女王、リンゼイ・ボン選手(33)。

「私はアメリカ国民を代表して五輪に出場したいのであって、トランプ大統領のためではない」

12月7日に公開されたCNNのインタビューでそう語ったあと、彼女のSNSには誹謗中傷コメントがしばらくの間絶えなかった。なかには、「彼女の首を折りたい」といった脅迫まがいの発言も寄せられた。

ボン選手は、平昌オリンピックでもし金メダルを獲得し、ホワイトハウス(大統領府)に招待されても「絶対行かない」とさえ断言している。





平昌オリンピックに出場したボン選手が2月17日に行われたスーパー大回転で6位に終わると、ソーシャルメディア上では、メダルを逃したことを喜ぶような中傷的コメントが再び寄せられた。

以下は一例だ。

「I am so glad you failed at the Olympics. You would have been a disgrace to represent the USA in any way(お前がオリンピックで失敗して本当に嬉しい。形はどうあれアメリカを代表してお前は恥をかいたんだ)」

これらのツイートに、アメリカの女子サッカー選手であるジュリー・フォンディ選手は「ボンに寄せられた、吐き気をもよおすようなムカつくツイートを20分の間見ていた。人間性の欠如した人々に我が国は包まれている」と自身のツイッターアカウントに投稿。



それに対して、ボン選手はこう返信している。

「いいのよ、ジュリー。全ての人が私を好きになってくることなんてありえない。でも、私の家族が私を愛してくれてるし、夜もよく寝れるわ。素晴らしい人になれるように頑張るだけ。もし彼らが私を憎んだところで、損をするのは彼らだけだと思うわ」



ボン選手は21日に開催されるアルペン競技の女子滑降を控えている。結果がどうなっても、誹謗中傷に屈しないその姿を多くの人が誇りに思うだろう。

《編集部》

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