日本代表選手団の主将を務め、スピードスケート女子500mで金メダルを獲得した小平奈緒。
「オリンピックが開かれる前に、主将として私なりの目標として日本選手団の百花繚乱という言葉をあげた。今回たくさんのメダルを獲得することができたが、一番重要なことは平昌オリンピックに出場した選手みんながそれぞれの舞台で、それぞれの思いを胸に力強く最後まで戦い抜いたことを皆さんに観ていただきたかった。(メダリストたちは)綺麗な花を咲かせることができたので、今度はその花たち、メダルを輝かせることができるような競技生活をみんなが送っていけたらいいと思う」
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史上最多の冬季五輪8大会連続出場を果たし、旗手を任されたスキージャンプの葛西紀明。メダル獲得こそならなかったが、次大会への意欲を見せた。
「旗手という大役をやらせてもらい力強く旗を振れた。僕のおかげでたくさんのメダリストが生まれたのではないかと思う(笑)。メダルを獲った皆さんのパワーを僕も背負って、4年後の北京オリンピックでメダルを獲りたいという強い気持ちになった。これからもまだまだあきらめずに頑張っていきたい」
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二大会連続でフィギュアスケート男子シングルで金メダルとなった羽生結弦。
「たくさんの応援をいただいた。ジュニアのころから応援してくださったファンの方、ソチのころから応援してくださった方、今回初めて演技を観てくれた方、テレビや会場でたくさん気持ちを飛ばしてくれた。オリンピック二連覇というものは本当に大変なものだったが、僕にとっては皆さんの応援とともに獲れたことが金メダルの価値を上げてくれたのだと今とても思っている。おめでとうという声が金メダルを獲った後から今までもずっとずっと届いている。そういったおめでとうが自分の幸せになって、そして今の自分の幸せが皆さんの幸せになればと思っている。これから(選手生活は)どうなるかわからないが、またいろんなことに挑戦して、皆さんの幸せになれるような、笑顔になれるような演技をしていきたいと思う」
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