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ブリヂストン、パラトライアスロン義足用に新型ゴムソールを開発

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ブリヂストン、パラトライアスロン義足用に新型ゴムソールを開発
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ブリヂストンは、パラトライアスロン選手の秦由加子がランパートで装着する義足用に、新型のゴムソールを開発した。

同社は秦のニーズに応えて昨年、グリップを重視したゴムを開発。シーズン終了後、秦から練習量が増えることを考慮して「グリップをそのままに、さらに長もちする(摩耗に強い)ソール」という新たな要望があり、新型ゴムソールの開発に着手。同社のタイヤ開発技術を応用し、新しいパタンとゴムを設計・採用したゴムソールを開発した。

新たに開発を進めるにあたり、同社では秦のソールが地面に接してから離れるまでの接地面にかかる力や挙動を計測・分析。踏み込みから蹴り出しまでの接地圧分布を可視化し、走りの特性に応じた最適なパタンデザインとゴム・材料配合設計をより科学的に進め、秦が求める高いグリップ性能と耐久性能を追及した。

同社は新開発の義足用ゴムソールにより、5月から始まる世界パラトライアスロンシリーズでの活躍、東京オリンピック出場を目指す秦をサポートしていく。

《美坂柚木》

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