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Bリーグ・熊本ヴォルターズ、プロスポーツクラブ初のICO実施計画を発表…NBA挑戦を支援

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Bリーグ・熊本ヴォルターズ、プロスポーツクラブ初のICO実施計画を発表…NBA挑戦を支援
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Bリーグに所属する熊本ヴォルターズの運営会社「熊本バスケットボール」は、プロスポーツクラブとして世界初となるICO(Initial Coin Offering)の実施計画を発表した。

同社は、ホームタウンである熊本県の地域活性化と若手選手育成支援によるチーム力強化を目指した「プロモーションポイントとデジタルアセットを発行するプラットフォーム」を構築するために、仮想通貨による資金調達を行うICOを計画。ICO実施についての決定は、ステークホルダー、Bリーグ、関係官庁、自治体、企業、団体の皆様と協議を行った上で行う。

プロジェクトでは、ブロックチェーン基盤のひとつであるEthereumのトークンとしてKVC(Kumamoto Volters Coin)を発行、ICOにて付与する。KVCはプラットフォームにデポジットすることで、プロモーションポイント「KSP(Kumamoto Supporter Point)」、クラウドファンディングの支援金のお礼として付与する「DA(Digital Asset:ブロックチェーン上に所有権が記録されたサインや写真、トレーディングカード等)」を発行できる。

同社はICOにより、「熊本ヴォルターズとパートナー企業・団体を起点とした地域活性化」と「才能ある若手選手の海外強豪リーグ、NBAへの挑戦を支援する仕組み」の実現を目指す。

地域活性化では、熊本県で共通して利用できるプロモーションポイントシステムを導入。パートナー企業・団体を起点にプロモーションポイント配布・流通させ、熊本地震からの復興と地域活性化を支援していく。

若手選手育成支援では、ブロックチェーン上のDAとして将来有望な若手選手(ユースチームを想定)のサインや写真、トレーディングカード等を発行・販売することで、クラウドファンディングによる資金調達を可能とするプラットフォームを構築。才能を見出された選手が、海外強豪リーグやNBAで活躍することを目指す。

《美坂柚木》

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