定期的にスポーツをする理由は「健康維持」…日々の運動に関する調査

楽天インサイトは、「スポーツおよび日々の運動に関する調査」の結果を発表した。対象は、全国の20代～60代の男女1,000人。

定期的な運動またはスポーツをしているか尋ねたところ、半数以上となる54.9％が「していない（全くしない＋毎月1回未満）」と回答した。「している（毎日～毎月1回の合計）」は45.1％。毎月1回以上運動する人の中では、「2～3日に1回する」12.1％が最も多かった。

次に、毎月1回以上、運動・スポーツをする人にその理由を尋ねた。その結果、73.6％が回答した「健康維持」が最も多かった。続いて、「体力維持」55.0％、「趣味」47.9％となっている。

定期的にしている運動・スポーツは、「ウォーキング」が41.8％を占めてトップとなった。続いて、「ストレッチ」23.6％、「ジョギング」22.3％。性別、年代別に見ると、50代男性、60代男女は「ウォーキング」、20代、30代男女は「ジョギング」の比率が高かった。20代、30代、60代の女性を見ると、「ヨガ」が多くなっている。

定期的にしている運動・スポーツの種類を理由別にみると、「健康維持」と「ダイエット」を理由に挙げた人に人気が高かったスポーツは、「ウォーキング」だった。「趣味」を理由に挙げた人には、「ゴルフ」が人気という結果になった。

運動・スポーツにかけるひと月あたりの予算は、平均6,099円。「趣味」を理由にしている人の平均金額が最も高く、12,267円となっている。

運動・スポーツにかける一回あたりの理想の時間と、実際にかけている時間を理由別にみると、「体力維持」のためにかける理想の時間は平均72分。一方、実際の平均時間は42分となっており、理想と実際の差が30分あった。

次に、子どもにさせたいスポーツを尋ねた。その結果、男の子は「水泳」37.5％、「サッカー」28.8％、「野球」25.2％となった。女の子は「水泳」34.5％、「ダンス」23.1％、「テニス」22.4％だった。

老後にしてみたい運動・スポーツは、28.0％が回答した「ウォーキング」が最も多かった。続いて、「ヨガ」22.5％、「登山・ハイキング」19.1％。「ヨガ」は、女性の回答が約8割を占めている。「老後にしてみたい運動はない」は23.5％だった。

観戦だけしたいスポーツのトップは、「野球・ソフトボール」31.8％。「サッカー・フットサル」30.4％、「フィギュアスケート・スピードスケート」26.1％が続いている。

次に、自分の体で脂肪やたるみが気になる部位を尋ねたところ、「お腹まわり」男性65.1％、女性75.2％が最も多かった。腹筋が割れている同性・異性を魅力的と感じるかどうかを尋ねた結果では、女性は「腹筋の割れた異性に対して魅力を感じる（魅力的である＋やや魅力的である）」と回答した人が72.5％を占めた。一方、男性の同回答は36.2％に留まっており、男女間で大きな違いがあった。