1月13日、アジアカップグループステージで、日本代表はオマーン代表と対戦した。
日本は1月9日に行われた初戦でトルクメニスタンに苦戦しながらも、大迫勇也選手の2得点と堂安律選手の1得点で、3-2で勝利。
初戦で大活躍を見せた大迫選手をケガで欠く中、オマーン戦では代役として北川航也選手が1トップで起用された。
原口元気のPK弾で辛くも勝利
トルクメニスタン戦で先制点を許した日本は、この日は前半から攻勢を仕掛ける。南野拓実選手が幾度となく抜け出してシュートを放つなど序盤からオマーンゴールを脅かした。
すると、前半28分に原口元気選手がペナルティエリア内で倒されPKを獲得。疑惑の判定との声も上がったが、このチャンスを原口選手が自ら決めて貴重な先制点を挙げた。
その後も南野選手や、堂安律選手などが果敢にゴールに迫るも追加点は奪えずそのまま1-0で勝利。キャプテンの吉田麻也選手、CBとしてコンビを組んだ冨安健洋選手ら守備陣がしっかり無失点に抑え、勝利に貢献した。
堂安、冨安は今年新成人
ここまでのアジアカップ2試合どちらも先発出場を果たした堂安選手と冨安選手に対しては、SNS上でこんな声も上がっている。
今不意に気づいたんだけど堂安は成人式行けないんだね
— ぴかり (@tennis_pikaso) 2019年1月13日
冨安も成人式か
— tokyo (@t0kvhl) 2019年1月13日
堂安律になんで成人式来なかったの?って聞いたら「アジアカップ出てたから」って返ってくるわけでしょ?言ってみてえわ
— まめヒェン (@a_t_s_chen) 2019年1月13日
堂安と冨安は成人式出れないから可哀想って思ったけど「UAEいるから出れないわ」「アジア杯だから出れないわ」って言いたかった人生だった
— 綱島 弦太 (@g_tsuna0515) 2019年1月13日
すっかり日本代表に定着した2人だが、実は2019年に成人式を迎える20歳。
しかし、アジアカップが行われているのは中東のUAEであるため、成人式に出席できない理由を羨むファンも現れた。
堂安は成人の日に両親へ感謝の言葉を綴る
オマーン戦でも活躍した堂安選手は、翌日の成人の日に自身のインスタグラムを更新。両親への感謝の言葉とともに、幼少期の写真を投稿した。
堂安選手が生まれた1998年6月16日は、フランスW杯グループステージ・ブラジル代表対モロッコ代表の試合が行われていた。
この試合では、フランスW杯MVPに輝いたブラジルの英雄・ロナウド選手が得点を決めた日でもある。強引ではあるかもしれないが、何かサッカーとの縁を感じてしまう日に堂安選手は生まれている。
弱冠20歳ながら、日本代表を背負う堂安選手と冨安選手。人生の1大イベントでもある成人式を欠席するからには、優勝という手土産を持って帰国したいものだろう。