アジアカップ・ノックアウトステージ第1戦で、日本代表はサウジアラビア代表と対戦する。
そのサウジアラビア代表には、グループステージ3試合のうち、2試合でクリーンシートに貢献した選手がいる。GKのムハンマド・アル=オワイス(モハンメド・アルオワイスとも)選手だ。
アル=オワイス選手は2015年9月1日にA代表に初選出され、2016年11月15日の日本戦で代表戦デビュー。2-1でサウジアラビア代表が敗戦し、苦い代表戦デビューとなった。
ロシアW杯に出場
その後も目立った成績を残せなかったが、ロシアW杯のメンバーに選出される。
アル=オワイス選手はグループリーグ第2戦のウルグアイ戦に出場。しかしウルグアイ代表のコーナーキックでセーブすることができず、失点を喫する。
ウルグアイよりボールポゼッションでは上回っていたものの、勝負どころで点が入らず、サウジアラビアのグループステージ敗退が決定した。
この敗退により、サウジアラビアのサッカー連盟会長がアル=オワイス選手を含む失点に関与してしまった選手に「処分する」と言ったと報じられることもあった。
アントニオ・ピッツィ監督はこの報道について否定したものの、アル=オワイス選手にとっては悔しさだけが残るワールドカップとなってしまった。
カタール戦で好守備を連発
しかし、アジアカップ2019ののアル=オワイス選手はロシアワールドカップのときとは違うように見える。特に、グループリーグ最終戦のカタール戦では好守備を連発。
先制されたけど、サウジのキーパーが足残してPKストップしたのは思わず声出た
— HIDEKING@KEEP MOVING FORWARD (@99ann4ever_HS78) 2019年1月17日
サウジのキーパー、PKを止めた
— 髭公爵(ひげこうしゃく) (@cards_carp) 2019年1月17日
オワイスよく足出した
ファインセーブよこれは— yzw(矢澤ロスティ) (@yzw_highpena) 2019年1月17日
特に、カタールのハサン・アル=ハイドゥース選手が放ったPKを間一髪で止めたシーンは、国内外のファンに大きな衝撃を与えた。
結果的にサウジアラビア代表は敗れたものの、アル=オワイス選手が好調なまま日本戦に挑めば手強い壁になるだろう。
アスィーリーと仲良し
そんなアル=オワイス選手は、インスタグラムも開設している。投稿の内容は試合中にプレーする自身の写真がほどんとだが、たまにチームメイトとオフを過ごす姿もアップされている。
特に、所属するアル・アハリ・ジッダのチームメイト、ムハンナド・アスィーリー(アシリ)選手とは特に仲良しなよう。二人で仲良く買い物に出かけた日の写真などが投稿されている。