レアル・マドリードのDFマルセロ選手は、2007年にフルミネンセから移籍した当初から、ずっと背番号12番をつけてプレーしている。
マルセロ選手にとって、背番号12番は特別な番号だそう。ロシアW杯でも背番号12番をつけて戦った。
フルミネンセ所属時から背番号12を着用
マルセロ選手は、前所属先のフルミネンセでも背番号12番をつけていた。
サッカー界には選手に背番号12番をつけさせないクラブも多い。これは、多くのクラブが、背番号12をサポーターの背番号と設定しているためだ。
しかし、フルミネンセやレアル・マドリードは背番号12番をサポーターの背番号としていない。そのため、マルセロ選手は12をつけ続けることができた。
12番には特別な思い入れがある
マルセロ選手にとって、背番号12番は特別な意味が込められている背番号だという。以前、インタビューで番号に関する思い入れを語ったことがあった。
「12は、特別な番号。自分が生まれた日であり、親友が付けてプレーしている背番号でもあるからね」
確かに、マルセロ選手の誕生日は1988年5月12日だ。しかし、マルセロ選手は「12をつけてプレーする親友」が誰なのか、未だに明らかにしていない。
ちなみに、マルセロ選手のツイッターアカウントのユーザー名は「MarceloM12」。確かに「12」を意識しているようだ。
Sempre comigo! Garanta já sua nova @SandaliasKenner M12. #KennerM12https://t.co/gh8kb1CcRJ pic.twitter.com/8tHXSgM0kS
— Marcelotwelve (@MarceloM12) 2019年1月14日
ブラジル代表でも背番号12番を着用
マルセロ選手はブラジル代表でも背番号12番をつけている。しかし、以前はそれ以外の番号をつけていた。
2007年の年代別代表に選ばれたときから2013-2014年シーズンの頃までは、背番号6番を着用。
なお、2015-2016年シーズンに限っては、16番や12番、6番と頻繁に背番号が変わっている。
ロシアW杯前に12番に変更
マルセロ選手は、ロシアW杯前の2018年3月に、再びブラジル代表での背番号を12番へ変えている。
この背番号変更は、マルセロ選手自ら志願したとのこと。そのときのことについて、インタビューでこのように話している。
「背番号変更はエドゥ・ガスパールジェネラル・コーディネーターとアデノール・レオナルド・バッチ監督に話をしてお墨付きをもらった」
「僕にとって非常に重要な番号だと理解してくれた2人にはとても感謝している。この背番号変更が良いパフォーマンスの助けになると思っているよ」
なお、今までにブラジル代表で背番号12番をつけた選手は全員ゴールキーパーの選手。ディフェンダーが背番号12番をつけたのは、マルセロ選手が初めてのことだった。