1月24日、「ASICS REBORN WEAR PROJECT」記者会見が行われ、先日女子レスリングの現役を引退した吉田沙保里さんが登壇した。
「ASICS REBORN WEAR PROJECT」は、思い出の詰まったウェアなどをリサイクルして再利用するプロジェクト。
全国に設置される回収ボックスにウェアなどを入れると、東京2020オリンピック・パラリンピックの日本代表選手団公式スポーツウェアに生まれ変わるというものだ。
卓球の石川佳純選手、陸上の桐生祥秀選手、福島千里選手、体操の内村航平選手もそれぞれ思い出のウェアを提供している。
リオ五輪でも着ていたウェアを提供
吉田さんも、思い出の詰まったウェアを、このキャンペーンの第一弾として回収ボックスに投入。


「現役を引退してしまったので、東京2020オリンピック・パラリンピックに違った形で参加できるというのは本当に嬉しく思います」
と、新しいアプローチで東京五輪に関われる事に喜びを感じていた様子だった。
現役時にきていたウェアは甥っ子姪っ子の元へ
30年以上現役選手として活動してきた吉田さん。これまでたくさん着用したウェアはどうしているのかと尋ねられた。
「甥っ子姪っ子もレスリングをやっているので、上の甥っ子は中学校2年生で、私よりも体も大きいか同じくらいで、サイズもちょうどあったりして、ちょうだいちょうだいっていう感じで喜んで着てくれています」

甥っ子姪っ子とのエピソードについて明かした吉田さん。自身のインスタグラムにもたびたび登場しており、溺愛している様子がうかがえる。
国民栄誉賞も受賞した吉田さん。そのパワーを引き継いだであろう甥っ子たちの活躍にも目が離せない。