2月1日、K-1 JAPAN GROUPの全試合を対象に様々な賞を制定し、受賞者の表彰を行う「K-1 AWARDS2018」が開催された。
ゲストプレゼンターとして“今1番ライブチケットが取れない”と言われているお笑い芸人・和牛のお二人が出演した。
2016年から史上初の3年連続で「M-1グランプリ」決勝に出場を果たし、今やM-1の顔とまで言われている和牛のお二人。
「K-1 AWARDS 2018」
ゲストプレゼンターとして出演した和牛のお二人。今回SPREAD読者の方に向けてビデオメッセージをいただきました。
お二人の記事は近日公開予定です。お楽しみに
@wagyunomizuta @wagyukawanishi
のお二方お忙しい中ありがとうございますpic.twitter.com/8kPz2qL2Fr
— SPREAD (@editor_spread) 2019年2月6日
授賞式を盛り上げた水田信二さんと川西賢志郎さんに「K-1」にまつわるお話を伺った。
水田さんの第一声は「K-1がなかったらM-1も無かった」。相方である川西さんも思わずうなずく。
続けて「K-1はM-1のお父さんみたいなもの」「やっと一緒に仕事ができる」と語り、笑いを誘っていた。
ー︰「K-1」の思い出は
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川西さん:今の僕たちとちょうど同じ年代の方たちが高校生くらいのときにK-1を見始めていたんじゃないですかね?
川西さん:アンディ・フグ選手がいて、ピーター・アーツ選手がいて、アーネスト・ホースト選手とかがいて、M-1グランプリと同じくらいの熱量で必死になって観ていましたね。
川西さん:特に「レイ・セフォー選手がノーガードでマウスピースを魅せながら笑うシーン」には観てるこっち側もアドレナリンが出ましたね。
水田さん:クロコップ選手の試合はすごく印象に残っています。ハイキックがすごかったのを今でも覚えてます。
川西さん:あんまクロコップ連呼するよりも「ミルコ・クロコップ」って言わな、ロボコップみたいになってるやないか(笑)
ー︰お笑いも格闘技のようにチャンピオンの座を移しあえるなら、誰に挑みたいですか
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水田さん:僕たちはチャンピオンベルトを持っていないチャレンジャーなので、やっぱり挑戦したいのは銀シャリさん、とろサーモンさん、霜降り明星さんですかね。
川西さん:この3組の方々は僕らが過去3年、M-1で2位になったときのチャンピオンの方々ですね。
水田さん:今の僕たちの現況(M-1グランプリ3年連続準優勝)を作った人たちですから(笑)この3組並べてもう1回だけやらせてくださいって頭下げますね(笑)
川西さん:「次はウケる!」「次はこの人達にウケるのでやらしてください!」って言うお笑いなんて観てられる?(笑)
M-1覇者へのリベンジに燃える姿勢を見せながらも、度々水田さんのボケには、的確なツッコミを披露した川西さん。漫才をしているかのように流暢な会話を繰り広げていた。
ー︰逆に和牛のお2人がチャンピオンとして防衛するなら、脅威となるコンビはいますか
水田さん:これ一緒の答え出るんちゃう?
川西さん:なんとなくわかりました。前から気になっている存在やからね~。水田さん言っちゃってください!多分一緒なんで。
水田さん:プラス・マイナスさんです!
川西さん:あっ…ちゃうかった。(笑)
川西さん:地下格闘技を土俵に、うっすいグローブ着けながら、逃げ場の無いリングで連戦連勝して体を仕上げてきてるようなタイプの漫才師さんなんで……。やっぱり強いと思いますね。
水田さん:(野球で言ったら)強打者でテクニシャンですね。
和牛の川西のものまね第5弾
私服バージョンpic.twitter.com/7mwCGVZVdt
— プラス・マイナス兼光 (@kanemitsun) 2017年3月26日
ー:川西さんが脅威だと思った方は
川西さん:リアルな話でいうとプラス・マイナスさんは脅威ですけど(笑)。ずっと昔にM-1グランプリの予選で一緒に出場した「暴れだした猛牛たち」というコンビがいたんです。
川西さん:その方たちと闘うとなると、ちょっと厄介なことになるなと思います。挑戦表明を出してきたら「ついに暴れる時が来たか!」なんて思っちゃいますね。
ー:もし格闘家とコンビを組むとしたら、どなたを選びますか
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水田さん:(しばしの沈黙を挟んで)僕はやっぱりたくさん突っ込んでほしいので武田幸三さんですかね。武田さんのローキックで思いっきり「セーイっ!」って言われながら突っ込んでほしいですね。
川西さん:武田さんって、実はよしもとの事務所に入られてるから歳は上でも現実的には俺らの後輩やからね!(笑)肌も黒くて短髪で目つきも鋭いじゃないですか?
川西さん:でも話してみたら思っていたよりも声が1トーン高いんですよ。あのギャップはかなり面白いですね。お笑いの世界では「ギャップ」っていうのはとても大事なので、武田さんとお笑いをやるのは面白そうですね。
ー:川西さんは
川西さん:やっぱり僕は武尊選手ですかね。僕たち和牛はM-1グランプリで万年2位なので、絶対王者である武尊選手にあやかりたいなと思いますね。
ー:武尊選手にツッコミを入れたいということですか?
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川西さん:武尊選手にツッコミを入れても軽くかわされるでしょう(笑)
川西さん:「なんでやねん!ってツッコミ入れたのを避けられて、逆に僕がツッコミを喰らう」っていうのをやれば多分ウケるんじゃないかな?
水田さん:それ多分、体もたないでしょ!(笑)
川西さん:僕の体がもたないときは3人目の相方をセコンドとして雇ってタオルを投げてもらいます。(笑)