ネット上で「なんなん」ブームが起きているのをご存知だろうか。これは、世界的シンガーである宇多田ヒカルさんが自身のツイッターに投稿した「歌姫ってなんなん」という発言が発端になったもの。
歌姫ってなんなん
— 宇多田ヒカル (@utadahikaru) 2019年2月15日
宇多田さんなどの著名人は、その話題性ゆえに、自身では実感のない異名をつけられることはしばしば。さまざまな著名人がこれに便乗し、己の異名に「なんなん」と突っ込むツイートがブームとなっている。
この「なんなん」の流れにスキージャンプの小林陵侑選手も参加。
2月19日、自身のツイッターにて、武井壮さんのツイートに便乗し「別の惑星の人ってなんなん」と投稿した。
別の惑星の人ってなんなん https://t.co/khqRgR80l2
— 小林陵侑 Ryoyu kobayashi (@ryo_koba8118) 2019年2月19日
小林の言う「別の惑星の人とは?」
今回の小林選手の投稿にある、「別の惑星の人」とはどこから来た異名なのだろうか。
これは、2018年11月のW杯の第3戦にて、小林選手のジャンプに対して欧州の実況者が「別の惑星の人間だ」とコメントしたことがきっかけだ。
実況者が思わずこのコメントを口にしてしまうのも無理はない。条件の悪い中、飛距離としては危険とされるヒルサイズ142メートルをいとも簡単に超えるジャンプを見せたためだ。
圧倒的な力を見せつけた小林選手に対して、実況からも思わず奇妙な異名が出てしまったようだ。
「なんなん」と思うような異名に込められた賞賛の意
当の本人たちにしたら「なんなん」と思ってしまうような異名の数々。しかしその裏には、賞賛の意も込められているはずだ。
同じ人間とは思えないような才能を持つ彼らだからこそ、思わず「なんなん」と思うような異名がつけられるのだろう。
今後も小林選手の周囲の度肝を抜くような異次元の活躍に期待するとともに、新たな異名誕生も楽しみだ。